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KDDI、ビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE 沖縄」を開設

 KDDIは5日、5GやIoT時代のビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」の新たな拠点として、沖縄県那覇市で「KDDI DIGITAL GATE 沖縄」を開設した。東京都港区虎ノ門での開設に次いで2拠点目となり、大阪での開設も予定されている。

 「KDDI DIGITAL GATE」は、アジャイル開発が可能なKDDIの専門チーム、高度な専門性を持つパートナー企業で構成されるチームにより、問題の発見から開発、改良までを迅速に回転させ、5GやIoT時代における新たな市場価値の高いサービスをいち早く生み出すためのビジネス開発拠点。2018年9月に開設された「KDDI DIGITAL GATE 虎ノ門」は、これまで250社の利用実績を持つ。

開発室の様子

 今回新たに開設された「KDDI DIGITAL GATE 沖縄」は、3つの開発室を持ち、5G実験局や遠隔医療体験などの5G 体感デモ、IoT通信向けのモジュールなどの5G実験設備を備えている。

 KDDIは、沖縄に「KDDI DIGITAL GATE」を開設した理由として、東京に次ぐ人口増加率、世界1位のインバウンド需要、優秀なエンジニアとデジタルの本格活用を控えた企業の多さや、新規事業支援の体制が整っており、新たなビジネスが生まれることへの期待などを挙げている。

 「KDDI DIGITAL GATE 沖縄」では、沖縄の企業やエンジニアとの連携を積極的に行い、沖縄の産業全体の生産性および国際競争力の向上に取り組む。また、沖縄 ITイノベーション戦略センター(ISCO)と連携し、企業や地域が抱える課題を発見、を生み出し、沖縄発の新たなビジネスソリューションの創出を目指すとしている。

会見の様子