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ラズパイ用通信モジュール「CANDY Pi Lite」にLTE-M対応モデル

 インヴェンティットは、Raspberry Pi用の通信モジュール「CANDY Pi Lite」の新製品2種の販売を開始した。

 CANDY Pi Liteシリーズは、Raspberry PiやASUS Tinker Boardを用いたIoTシステムの構築に利用できる通信モジュール。これまでに、ドコモ回線に対応する3G版とLTE版が発売されている。

 新製品の「CANDY Pi Lite+ マルチキャリア」は、下り最大10Mbpsだった従来のLTE版に対し、下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsまで高速化。また、ドコモ、au、ソフトバンク回線のマルチキャリア対応をうたう。なお、対応LTEバンドはBand 1/3/19となっている。価格は1万8980円(税別、以下同)。

 「CANDY Pi Lite」のLTE-M版も追加される。Cat.M1とCat.NB1に対応する。消費電流は19mA〜469mAで、LTE版(51mA〜976mA)の半分程度に抑えた。通信速度は、Cat.M1の場合は上下最大375Kbps、Cat.NB1の場合は下り最大32Kbps、上り最大70Kbps。価格は1万1980円。