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ドコモスマホ教室とメルカリがコラボ、シニア向けの「メルカリ教室」を開催

 メルカリとNTTドコモは、フリマアプリ「メルカリ」の使い方を学べる「メルカリ教室」を全国のドコモショップで開催する。参加費は無料。まずは、実験店舗の「d garden」を含む34店舗で行う。

 メルカリ教室は「ドコモスマホ教室」の一環として開かれ、全3回、各回60分のカリキュラムで実施。初回はメルカリの説明と設定、2回目は購入編、3回目は出品編となっている。対面での指導により不安を払拭し、ユーザー数を増やすだけではなくアクティブユーザーの増加、定着率の向上を図る。

 ドコモスマホ教室は、安心・安全にスマートフォンを利用できるように使い方などをレクチャーする講座で、主にシニア向けに全国のドコモショップで開催されている。2018年1月から開催頻度を増やすとともにカリキュラムを充実させ、60~70代のユーザーを中心に参加者が増えている。

 一方、メルカリのユーザー層は20~30代が中心。認知度の向上やユーザー層の拡大を目指す上で、メルカリのサービスについて知ってもらい、安心して使ってもらうための情報発信の場、ユーザーとの接点を設けていきたいとメルカリ野辺氏。今回の「メルカリ教室」を通じて、シニア層にもメルカリの魅力を訴求していく。

メルカリ ビジネスオペレーション役員 野辺一也氏(左)、NTTドコモ 販売部 代理店担当部長 北村貞彦氏(右)

 ドコモとメルカリの関係は今回始まったものではなく、たとえば「d払い」を通じて、メルカリへの購買意欲の高いユーザーの送客効果が生まれているという。また、ドコモが4月にオープンさせた「d garden 五反田店」には、メルカリ出品者向けの無料梱包スポット「つつメルすぽっと」を設置。ドコモユーザー以外が店舗に立ち寄り、ドコモのサービスを目にする、触れる機会作りにも貢献している。

つつメルすぽっと