メルカリの商品が海外100カ国以上から購入可能に、代理購入サービス「Buyee」と連携

　フリマアプリ「メルカリ」は、BEENOSの完全子会社であるtensoが運営する海外ユーザー向け代理購入サービス「Buyee」と連携し、越境販売を開始した。

Buyeeのメリカリ販売ページ

　Buyeeは、世界100以上の国や地域に対応するECサイトなどの代理入札・購入サービス。今回の連携により、メルカリの商品を海外のユーザーでも購入できるようになる。Buyee上で出品される商品は、メルカリ上で出品後、一定期間を経過した商品に限られる。

取引の流れ

　BuyeeのWebページ上で海外のユーザーが注文すると、購入者に代わってBuyee公式アカウントがメルカリ上の商品を購入する。メルカリの出品者は、Buyeeの国内拠点へ商品を発送する。商品到着後は、Buyeeスタッフによって検品・受取評価を行い、以降の海外配送などは全てBuyeeが行う。

　メルカリによると、メルカリWebサイトへの海外からのアクセス数は2017年から約6倍に増加しており、海外ユーザーからの購買ニーズを鑑みて、Buyeeを介した越境販売を開始したという。

　2019年8月より行っていた越境販売の実証実験によると、海外のユーザーに最も人気のカテゴリーはキャラクターグッズで、日本のアニメやゲームのグッズなど、日本でしか購入できないものが注目されているという。

越境販売実証実験による人気カテゴリー