KDDIは、9月8日~9日にかけて台風15号による被害を受けた地域で、携帯電話のエリア復旧の一環として、船舶型基地局を展開している。
船舶型基地局とは、平常時は海底ケーブル敷設船として運用されている「KDDIオーシャンリンク」に通信設備を搭載し、基地局がダウンした沿岸部で携帯電話サービスを提供するためのもの。2018年の北海道胆振東部地震から運用が始まった。
9月15日には千葉県館山市沖に展開。車載型基地局との連携で同地域のエリア復旧を完了し、16日午後から東京都大島町の龍王崎近海での災害対応にあたっている。