ニュース
楽天モバイル、MNO参入第1弾のスマホとルーターを発表
2019年9月6日 15:57
楽天モバイルは、10月のMNO参入に向けて、第1弾となる新製品9機種を発表した。スマートフォン7機種とモバイルWi-Fiルーター2機種がラインアップされ、10月上旬以降に順次発売される。このほか、eSIMを採用した小型の独自端末「Rakuten Mini」（※関連記事）も発表された。
Androidスマートフォンの新機種は、OPPO製の「OPPO Reno A 128GB」、サムスン電子製の「Galaxy A7」「Galaxy S10」、シャープ製の「AQUOS sense3 lite」「AQUOS sense3 plus」、ソニーモバイル製の「Xperia Ace」、富士通コネクテッドテクノロジーズ製の「arrows RX」の7機種。モバイルWi-Fiルーターは、NECプラットフォームズ製の「Aterm MP02LN」「Aterm MR05LN」の2機種。
なお、今回の新機種は、いずれも楽天モバイルが提供するMNO・MVNOの両サービスに対応する。また、全機種SIMロックフリーで販売されることも明らかになった。
| 種別 | 機種名 | 発売時期 |
|---|---|---|
| スマートフォン | OPPO Reno A 128GB | 10月上旬 |
| スマートフォン | Galaxy A7 | 10月中 |
| スマートフォン | Galaxy S10 | 12月中 |
| スマートフォン | AQUOS sense3 lite | 10月上旬 |
| スマートフォン | AQUOS sense3 plus | 12月中 |
| スマートフォン | Xperia Ace | 10月上旬 |
| スマートフォン | arrows RX | 10月上旬 |
| モバイルルーター | Aterm MP02LN | 10月上旬 |
| モバイルルーター | Aterm MR05LN | 10月上旬 |
| スマートフォン | Rakuten Mini | 不明 |
OPPO Reno A 128GB
「OPPO Reno A 128GB」は、Snapdragon 710を搭載するミドルレンジ～ミッドハイレンジの機種で、6GBのメモリと128GBの内部ストレージを搭載。IP67相当の防水・防塵性能を備え、おサイフケータイにも対応する。発売時期は10月上旬。
Galaxy A7
楽天モバイル初のGalaxyとなる「Galaxy A7」。ミドルレンジモデルだが、上位機種と同様にSuper AMOLED（有機EL）とトリプルカメラを搭載する。発売時期は10月中。
Galaxy S10
フラッグシップモデルの「Galaxy S10」は12月中に発売される。先に発売されたドコモ版やau版と同様に、Snapdragon 855を搭載する。ボディカラーはプリズムホワイト、プリズムブルーの2色。
AQUOS sense3 lite
「AQUOS sense3 lite」は4000mAhのバッテリーを搭載し、1週間の電池持ちをうたうミドルレンジモデル。楽天モバイル限定で発売される。発売時期は10月上旬。
AQUOS sense3 plus
同じく、シャープのベーシックモデル「AQUOS sense」シリーズから、上位版の「AQUOS sense3 plus」も登場。12月中に発売予定で、大画面のIGZO液晶とステレオサウンド、AI機能を搭載したデュアルカメラといった特徴が紹介された。
Xperia Ace
「Xperia Ace」は10月上旬に発売。楽天モバイル向けとしてはXperia J1 Compact以来のソニーモバイル製端末となる。5インチ液晶の小型モデルで、防水・防塵、おサイフケータイに対応する。
arrows RX
「arrows RX」は、防水・防塵に加えて耐衝撃性能を備える。シニア層の利用も想定し、簡単な操作の「シンプルモード」や読みやすい表示の「はっきり文字」といった機能を搭載する。発売時期は10月上旬。
Aterm MP02LN/MR05LN
モバイルルーターは2機種用意され、いずれもNECプラットフォームズ製。小型・軽量路線の新機種「MP02LN」とデュアルSIM対応の「MR05LN」を10月上旬に発売する。