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楽天モバイル、eSIM対応の独自スマホ「Rakuten Mini」

 楽天モバイルは、10月からスタートする携帯電話サービスにあわせて、独自のスマートフォン「Rakuten Mini」を提供する。発売時期や価格は未定。

 楽天が企画したスマートフォンで、製造は中国のTinno社。eSIMに対応し、「30秒で使えるようになる」(楽天の三木谷社長)ことが特徴のひとつ。大きさは106.2×53.4×8.6mm、重さは79g。FeliCaに対応する。

 楽天モバイルが独自開発した「Link」というサービス基盤に対応。Linkでは通話やメッセージング、ゲーム、ファイル送信、グループチャット/通話などをサポートするという。

主な仕様

 ディスプレイは3.6インチ、TFT、1280×720ピクセル。

 チップセットはクアルコム製のSnapdragon 439(オクタコアCPU、駆動クロック:2GHz+1.45GHz)、メモリは3GB、ストレージは32GB。

 1600万画素のメインカメラと500万画素のインカメラを装備。おサイフケータイ(FeliCa)とNFCをサポートする。IPX2/IP5Xの防水・防塵性能を備える。顔認証機能が用意されている。プラスチックのSIMカードは装着できずeSIMだけを用いるため、楽天モバイルのネットワーク(およびローミング先のauネットワーク)のみ利用する形。VoLTEを利用できる。Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)、Wi-Fiテザリング(最大8台)をサポートする。バッテリー容量は1250mAh。