ニュース

アップルかたるフィッシングメールを確認、対策協議会が注意呼び掛け

フィッシング対策協議会の報告に添えられたメールの内容

 フィッシング対策協議会は、アップル(Apple)社をかたるフィッシングのメールとWebサイトが確認されているとして、個人情報やApple IDなどを絶対に入力しないよう、注意を呼び掛けている。

 同協議会によれば、メールのタイトルは「お宅の口座情報を早急に更新してください」というもので、本文では、ユーザーのアカウントを急ぎ更新するよう促す内容が記され、「3営業日以内に更新されなければ口座の使用が停止される」と不安をあおる文も添えられている。

 メールに記されているURLは「http://0nline●●●●.com/」、そこから転送されるURLは「http://●●●●-product-menu-setting-appleid-apple.com/」になる。

 アップルのサイトそっくりに仕立てられたフィッシングサイトでは、Apple ID、パスワード、個人情報(氏名、生年月日)、住所、電話番号、セキュリティの質問と答え、クレジットカード番号、セキュリティコードなどを求める形だが、絶対に入力しないよう注意したい。