米商務省、ファーウェイとの取引を90日間さらに延長

　米国商務省は、一時的にファーウェイおよび関連会社との取引の許可を延長すると発表した。8月19日から90日間、有効となる。

　これまで米国商務省では、米国政府の許可なしでは米国製品を輸出できない規制リストにファーウェイなどを追加し、取引を規制する方針を打ち出しつつ、その実行を猶予する形で、限定的な取引を期間限定で認めてきた。今回、その期限を迎えたものの、あらためて90日間の取引が許可されることになった。

　延期の理由として、ロス商務長官は「消費者にファーウェイ製品からの移行を促し続けており、混乱を防ぐため、より多くの時間が必要だと認識している」とコメントしている。