フィリピン入国管理局が「漫画村」元運営者を逮捕

　フィリピン入国管理局は、日本政府から著作権法違反で指名手配されていた人物を逮捕したと発表した。7月7日付けで、フィリピンのニノイ・アキノ国際空港第3ターミナルにおいて逮捕されたという。

　同局の報道資料によると、逮捕された人物は、海賊版サイトとして社会問題となった「漫画村」の管理人と特定された。在マニラ日本大使館の要請を受けて、国際刑事警察機構との連携の上で逮捕に至った。

　あわせて、日本大使館が日本への送還に向けて、必要な調整を進めていることも明らかにされている。

　「漫画村」を含む海賊版サイトを巡っては、2018年春、経済的な損失などが社会問題化、あわせて政府の方針や、NTTグループによるブロッキングなどが大きな議論となった。