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竹芝でスマートシティの構築へ、ソフトバンクと東急不動産

 ソフトバンクと東急不動産は再開発中の東京都港区竹芝地区において最先端テクノロジーを取り入れたスマートシティを開発することで合意した。

 具体的な計画としては、CO2濃度の変化、街頭設備の故障や交通機関の遅れなどを収集し人の行動を支援するアプリの開発などがある。

 カメラやIoTセンサーで混雑具合を分析し、竹芝地区で働く社員に最適な出社時間を通知するサービスの提供などが想定されている。カメラやセンサーなどが収集したデータを取得できるAPIは公開し、企業などによる竹芝地区のデータ活用を推進するという。

 また、ソフトバンクは2020年度後半を目処に本社を竹芝地区に移転、5Gネットワークを活用したスマートビルの構築を目指すとしている。同社は5Gなどを活用しさまざまな分野の事業者と共同でスマートシティのモデルケース構築に取り組むという。