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東急電鉄が照明一体型防犯カメラを全車に導入、ソフトバンク回線を利用

 東急電鉄は、電車内での犯罪抑止などを目的に、LED照明一体型の防犯カメラ「IoTube」を同社所属の全車両に導入する。

 IoTubeは東急電鉄の協力の下、MOYAI社が開発した4Gデータ通信対応の防犯カメラ。LED照明と一体となっており、既存の蛍光灯と置き換える形で導入できる。

 モバイルネットワークを利用した通信機能を備えることで、遠隔で速やかに映像を確認できることが特徴。車内トラブルが発生した際、迅速に対応できる仕組みを整える。通信サービスはソフトバンクが提供する。

 すでに大井町線や田園都市線の一部車両で試験導入を行っており、本体の強度や映像の撮影角度、4Gデータ通信の電波強度などの確認が完了したため正式導入を決定。1両あたり4台、2020年7月までに全1257両に設置する。