ニュース

ゲームか? SNSか? フォートナイトを安全に利用するために――マカフィーが注意喚起

 マルチプラットフォームで展開し、世界的な人気を誇るシューティングゲーム「Fortnite(フォートナイト)」が次第にSNS化しつつあるが、同時に子供が事件・事故に巻き込まれる危険性も指摘されている。マカフィーがブログで注意を促している。

 「Fortnite」は、Windows、ゲーム機、モバイルデバイスで展開するシューティングゲーム。世界中で2億5000万人のプレイヤーがいる。National Research Group(NRG)の調査によると、「Fortnite」は10代の若者が最も利用しているサービスであり、同ゲームのSNS的要素はその理由のひとつ。

 しかし、そのような「Fortnite」の機能は、子供に危険を招く場合もある。マカフィーによると、ボイスチャットは「Fortnite」にとって必要不可欠な機能であるが、一方で不適切な会話、いじめや悪意を持って子供に近づく大人に遭遇するリスクがある。加えて、プレイヤーを対象とした詐欺によりパスワードが盗み取られるリスクも懸念される。

 マカフィーは、自らの子供にそうした危機が降りかかる前に、ペアレンタルコントロールを有効にして、デバイスの使用時間を制限したり監視したりすることを推奨している。また子供と直接会話をして、子供の反応に異常はないかを確認し、気になったところがあればはっきりと子供に質問することが、「Fortnite」を安全に利用するためのヒントであるとしている。