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グーグルの書き起こし機能、テキスト保存が可能に

 グーグルは、話した内容をそのままテキストへ書き起こしてくれる機能「音声文字変換(Live Transcribe)」で、書き起こした内容をコピーできる機能を6月に追加する。

 「音声文字変換(Live Transcribe)」は、グーグルが2月より提供する機能。聴覚障害者のコミュニケーションを助ける機能として提供されており、英語だけではなく、日本語など70以上の言語をサポート。

 これまでは、話す内容をテキスト化するだけで、他のアプリでの活用はできない形だったが、6月のアップデートで、新機能としてテキストをコピーできるようにすると案内。テキストを他のアプリでも活用できるようになると見られる。またテキスト化した内容はスマートフォン内で3日間保存される。グーグルでは、聴覚障害者だけではなく、授業内容や、インタビューを書き起こす学生、ジャーナリストなどにも役立つ機能と案内。会議の議事録作成などにも活用できそうだ。

 あわせて、画面の左下に、犬の鳴き声など周辺の環境音を示すアイコンが表示されるようになる。