5人に1人が「親に内緒で課金」――子どものスマホ事情、ドコモが調査

　NTTドコモは、2018年12月に実施した「子どものスマートフォン事情」に関する調査結果を明らかにした。

　今回の調査は、スマートフォンを所有している中学生男女180名を対象として、12月14日～17日にかけてインターネット調査で行われた。

　全体の49％が「スマホデビューをするときに、親とスマホ使用に関するルールを決めた」という一方で、うち63％はそのルールを破ったことがあると回答。具体的には、「ゲームは1日1時間までと言われていたが、トイレに持ち込んでそれ以上やってしまった」「友達とメッセージのやり取りが続いていたので、夜10時までというルールを破った」「決められたアプリ以外は使わないルールだったが、友達から誘われて、みんなが使っていたアプリをダウンロードした」といった回答があった。

　有料アプリやアプリ内アイテムの購入などのいわゆる「課金」については、およそ5人に1人が「親に内緒でこっそり課金をしたことがある」と回答。課金方法としてはPOSAカードの購入が多数派ながら、キャリア決済で課金したという回答も24％に上った。また、「スマホで課金したことは、親にバレましたか？」という質問には、68％が「一度もバレていない」と回答している。

　同調査では、このほかにもスマホに関連した「親に伝えていない、または隠れてやっていること」を質問。成人向けなどの有害サイトの閲覧は30％、マンガ・音楽などの違法アップロードサイトの閲覧は19％、フリマアプリへの出品などでお金を稼いだことがあるという回答は14％となった。