ニュース
ソフトバンクが東証一部上場、19日午後に記者会見
2018年12月19日 11:58
19日、ソフトバンクが東京証券取引所市場第一部に上場した。19日午前には東証でセレモニーが開催され、代表取締役社長の宮内謙氏らが登場した。
10時10分からスタートしたセレモニーでは、宮内社長、代表取締役副社長執行役員兼COOの榛葉淳氏、代表取締役副社長執行役員兼COOの今井康之氏、代表取締役副社長執行役員兼CTOの宮川潤一氏、専務執行役員兼CFOの藤原和彦氏が1人1回ずつ鐘を鳴らした。上場の際、5回鐘を鳴らすのは、「五穀豊穣」に由来するものという。
【宮内社長が鐘を打つ】
ソフトバンクの株式は1株1500円で売り出されることになっていたが、初値は1463円、売り出し価格を約2.5%下回る形となった。
株式上場にあわせ、同社では決算情報を公開。これまではソフトバンクグループのセグメントのひとつという形だったが、携帯電話サービスや固定通信サービスを手がける同社は、2019年3月時点の業績予想として、売上高が3兆7000億円(対前年比3.3%増)、営業利益が7000億円(同9.7%増)になるとしている。
同社では19日15時30分から記者会見を実施し、Webでも中継する。上場を受けた会見だが、12月6日には通信障害が発生したほか、グループ会社でコード決済サービスを手がけるPayPayの100億円キャンペーンや、見覚えのないクレジットカード決済が話題を呼んだことは記憶に新しい。5G向け電波の割当方針も定められた翌週という時期でもあり、上場に限らず、ソフトバンクの事業全般に関する会見になりそうだ。