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自宅の花粉飛散量を観測、ウェザーニューズの「ポールンロボ」

25日まで設置者を募集中

 ウェザーニューズは、花粉症対策に取り組む「花粉プロジェクト2019」の開始に先立ち、来春のスギ・ヒノキ花粉シーズンに向けて、IoT・花粉観測機「ポールンロボ」の設置者を募集する。募集期間は11月25日まで。

 ポールンロボは、自宅やオフィスなどに設置しておくことで花粉飛散量を観測するIoTデバイス。成人の呼吸量と同等の空気を吸い込む仕組みを備え、人が呼吸時に吸い込む花粉量が確認できる。直径約15cmの球体で、吊り下げて設置できる構造としている。

 観測データは1分間隔でウェザーニューズに自動送信され、飛散予想や飛散量通知サービスなどの対策コンテンツに活用される。また、ポールンロボに内蔵されたランプの色が飛散量に応じて変化することで、その日の花粉対策の目安として利用することもできる。

 2019年版のポールンロボは6代目で、新たにNTTドコモ回線のセルラー版を追加。従来の無線LAN版、有線LAN版とあわせて、設置環境への柔軟な対応を可能にした。

 設置者募集は、花粉プロジェクト2019の特設サイトで行う。設置場所は、沖縄県を除く全国の家庭、医療機関、企業、学校などが対象。インターネット環境があることや症状報告ができる花粉症患者であること、ウェザーニュースの有料会員であることなどが応募の条件となっている。