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GPSとLoRaで海の遭難者を捜索、ドコモらが実証実験

 NTTドコモは、ルコンドブルー、ファイトペトラムと共同で、LoRaを活用したマリンセーフティ実証実験を10月23日に沖縄県で実施する。

 ファイトペトラムが開発したGPS搭載のLoRa端末「マリンサーチ」をライフジャケットに取り付け、マリンレジャーなどでの海難事故発生時に落水者の位置情報を把握、迅速に捜索を行うためのシステムの実証を行う。

 6月には海上での通信可能距離や電波特性の検証を済ませており、約10kmの範囲で利用できることや、数十m程度の精度で位置情報を得られることが確認されている。

 今回の実験では、沖縄県立沖縄水産高等学校の協力のもと、実用化に向けたライフジャケットの使用感の確認や、衛星通信サービス「ワイドスターII」と組み合わせて沿岸だけでなく遠洋でも利用できることを検証する。