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ドコモ版「Pixel 3/3 XL」、独自のカスタマイズはなし

 NTTドコモは既報の通り、GoogleのAndroidスマートフォン「Pixel 3」「Pixel 3 XL」を11月1日に発売する。本記事では、Googleストアで販売されるSIMロックフリー版との違いを中心にお伝えする。

Pixel 3
Pixel 3 XL

 ドコモが取り扱うモデルは、5.5インチディスプレイの「Pixel 3」64GB版と、6.3インチディスプレイの「Pixel 3 XL」128GB版の2種類。Pixel 3のボディカラーはジャストブラック、クリアリーホワイト、ノットピンクの3色。Pixel 3 XLはノットピンクを除いた2色となる。

 SIMロックがかかった状態での販売となるが、通信周りの仕様はSIMフリー版と同等。他機種と同様にSIMロック解除後の他キャリアでの動作保証はしないものの、基本的にSIMフリー版と同様に利用できる。

 ハードウェアに変更はなく、ソフトウェアについても、ホーム画面や設定画面の変更、機能の追加あるいは削除といった独自のカスタマイズは施されていない。Googleの直販モデルとの差異は、SIMロックを除けば「dメニュー」「dポイント」「My docomo」の3つのアプリがプリインストールされるのみに留まり、ほぼそのままの状態で提供される。

 OSのバージョンアップなどソフトウェア更新は、基本的にGoogle側が主体となって提供する。

 電子マネー「iD」については、通常のドコモスマートフォン向けのアプリは用意されず、Playストアで提供されている「iDアプリ(MVNO/SIMロックフリー版)」を利用するようになっている。この仕様に関係して、「dカード」および「dカード mini」での登録はできず、利用には他のiD対応クレジットカードが必要となる。

Pixel 3
Pixel 3 XL