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Apple「iPhone XR」10月26日発売、最新CPUにHD液晶ディスプレイ
2018年9月13日 07:31
Appleは、最新のCPUを搭載し、全画面のHD液晶ディスプレイを採用した「iPhone XR(テン・アール)」を発表した。予約は10月19日から、発売は10月26日。
価格は64GBモデルが8万4800円(税抜、以下同)、128GBモデルが9万800円、256GBモデルが10万1800円。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ブルー、イエロー、コーラル、(PRODUCT)REDの6色。
同時に発表されたiPhone Xの後継モデル「iPhone XS」(5.8インチ)と「iPhone XS Max」(6.5インチ)はどちらもディスプレイにOLED(有機EL)を採用するが、同じ全画面のデザインでも、「iPhone XR」は6.1インチのHD液晶を採用しているのが大きな違い。ほかにもカメラがシングルカメラになっている。
フレームにアルミを採用、背面にはガラスを採用した。側面や背面の見た目はiPhone 8に近くなっている。
CPUは「A12 Bionic」。カメラは12メガピクセルで、CPUのニューラルエンジンによりポートレートモードでのボケ効果や深度コントロール、SmartHDRなどの効果が得られる。OSはiOS 12。
新たにeSIMが搭載され、nanoSIMカードスロットとあわせてDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)をサポートする。eSIMは、年内に提供されるソフトウェア更新で利用できるようになる。
主な仕様
ディスプレイは6.1インチ、1792×828ドット、326ppiのIPS液晶ディスプレイ。防水・防塵性能はIP67。
メインカメラは12メガピクセルのシングルカメラ。インカメラ「TrueDepthカメラ」は7メガピクセル。
Face ID、Apple Payがサポートされる。Qiによる非接触充電にも対応する。
LTEの通信方式と対応バンドは、FDD‑LTEがバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66、TD-LTEがバンド34、38、39、40、41、42。3G、GSMもサポートしている。
LTEは4G LTE Advancedで、無線LANは2×2 MIMOのIEEE802.11acまで対応。Blutooth 5.0、NFC、FeliCaを利用可能。
駆動時間は、連続通話時間が最大25時間、インターネット利用が最大15時間、ビデオ再生が最大16時間、オーディオ再生が最大65時間。急速充電はAppleの30Wモデル以上のACアダプターを使用した場合、30分で最大50%を充電できる。
大きさは約150.9×75.7×8.3mm、重さは約194g。