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iPhone中毒の緩和を図る機能、次期iOSで強化

 Appleは、次期OS「iOS 12」において、「おやすみモード」の強化などiPhone以外のことに集中できるようにする機能を提供する。

 iOS 12の公開ベータテストは6月後半に提供される予定。iOS 12はこの秋に正式版の提供を開始する。iOS 12の対象端末はiPhone 5s~、iPad Air/iPad Proの各モデル、iPad(第5世代)~、iPad mini 2~、iPod touch(第6世代)。

勉強や食事に集中できる「おやすみモード」

 iOS 12では、「おやすみモード」が強化され、勉強や授業、ミーティング、食事などの際に、その場に集中できるようにする。就寝中のためのモードも新しく追加され、画面が暗くなり、ロック画面の通知を非表示にできる。特定の時間・場所で自動的におやすみモードを終了する設定も可能。

通知の完全なオフも可能に

 通知の受信方法を管理するオプションが追加され、完全にオフにすることや、通知センターに送るよう簡単に設定することが可能になる。また、どの通知に反応したのかをSiriが学習して、サウンドオフで通知、通知オフなどの提案も行う。

レポートや時間制限、子ども向け管理機能

 主に子ども向けの管理機能として「Screen Time」が提供される。この機能はアカウントに紐付いており、子どもが(同じアカウントで)利用するすべてのデバイスが対象になる。

 「Screen Time」ではアプリの使用時間、通知の受信件数、端末を手に取る頻度などの情報がレポートとして提供される。アプリを使用できる時間帯の設定や、就寝中などiOSデバイスの使用を禁止する時間帯の設定も可能。

 保護者は自分のiOSデバイスから子どものiOSデバイスにアクセスして、レポートを確認したり、アプリの管理や使用制限の設定したりすることができる。

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