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DAZNとSpotify Premiumがセットに、1年間は月額1750円のキャンペーンを実施

 Perform Investment Japanとスポティファイジャパンは、新規に申し込むと「DAZN」と「Spotify Premium」が合計月額1750円(税抜、以下同)で1年間利用できるキャンペーンを9月8日より開始する。申し込み期間は10月22日まで。

 今回のキャンペーンは、「DAZN」と「Spotify Premium」の両方をセットにして、月額1750円で1年間利用できるというキャンペーン。13カ月目以降は、両サービスの通常の料金を合計した月額2657円になる。DAZNは通常、月額1750円で提供されており、キャンペーンではちょうどSpotify Premiumの料金に相当する額が1年間割引される形になっている。

 キャンペーンを記念して、Spotify上では、DAZNのアンバサダーでボクシングの村田諒太選手、サッカーの槙野智章選手などが選曲したオリジナルプレイリストが公開される。ほかのDAZNアンバサダーのプレイリストも公開される予定。

 スポーツ中継と音楽という、異なる分野でストリーミングサービスを提供する2社が、垣根を超えたパートナーシップを締結し、キャンペーンが実現した。

 なお、今回のキャンペーンは基本的に、どちらのサービスとも初めて契約するユーザーをターゲットにしている。既存のDAZNユーザー、Spotify Premiumの過去・現在のユーザー、DAZN for docomoのユーザーや、DAZNをApple、Amazon、Googleのアプリ内課金で有料契約したユーザー、PlayStation Network経由で登録したユーザー、ソフトバンクの特別割引のユーザー、新規ユーザー向けギフトコードを使うユーザーは、キャンペーンの対象外になる。

 6日には都内で記者向けの発表会が開催された。DAZNが日本で提供されてから2周年を迎えており、これまでの取り組みが振り返られた。また今年のサッカーの配信では、欧州クラブサッカーの最高峰とされるUEFA チャンピオンズリーグ、およびヨーロッパリーグについて、全試合、独占生配信することが決定しており、新しいテレビCMでもチャンピオンズリーグの独占配信をアピールしていく。

 Spotifyとのコラボキャンペーンに関しては、スポティファイジャパン 代表取締役社長の玉木雄一郎氏が登壇。「Spotifyにおいて、音楽の聴かれ方は、日々のライフスタイルの中に深く浸透している。なかでもスポーツやスポーツ観戦において、音楽は切っても切り離せないパートナーとでもいうべき存在。音楽を愛するSpotifyとスポーツを愛するDAZNが組み、スポーツファン、すなわち音楽ファンに、より自由にスポーツと音楽を楽しんでもらえるような、新たな提案ができる」と語り、コラボレーションの相性の良さをアピールした。

 このほか、有名スポーツ選手を起用し豪華な顔ぶれになっている「DAZNアンバサダー」には、さらにサッカーの吉田麻也選手とフェルナンド・トーレス選手が加わることも発表された。

 この日のステージにはフェルナンド・トーレス選手と、すでにDAZNアンバサダーとしても活動しているボクシングの村田諒太選手が登場。DAZNアンバサダーが次々に登場する新しいテレビCMも披露され、「スポーツの新しい本拠地」を標榜するDAZNの盛り上がりをアピールした。