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スマホだけで誰でもVTuberになれるアプリ、ドワンゴから8月下旬に配信開始
8月1日からVTuber「電脳少女シロ」「ときのそら」のトーク番組などの企画が開始
2018年7月27日 17:35
ドワンゴとインフィニットループは、VRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」で使用できるギフティング機能「Vギフト」を8月1日から提供を開始する。あわせて、ドワンゴとS-courtが共同開発した誰でもVTuberになれるスマートフォンアプリ「カスタムキャスト」をリリースすることを発表した。
「Vギフト」は8月1日に「バーチャルキャスト」アプリをバージョンアップすることで使用できる。「カスタムキャスト」は、8月下旬にAndroid版が配信予定でiOS版は未定。インストール、基本プレイは無料で一部課金制。
配信者を支援できる投げ銭機能、「Vギフト」
Vギフトが提供されるバーチャルキャストは、ユーザーが、VR空間でバーチャルキャラクターになって配信を行えるサービス。VR端末と対応した環境があれば誰でもバーチャルキャラクターになれる。
今回提供されるVギフトにより、視聴者は花束や花火などの配信の演出ができる3Dアイテムを贈ることができ、配信を盛り上げることができる。贈られたギフトは「クリエイター奨励プログラム」のスコアに加算され、配信者はスコアに応じた奨励金を受けることができる。
8月1日より開始するニコニコ生放送の「実験放送」においてパソコンのブラウザー、iOSブラウザー、Android向けアプリから使用できる。iOS向けアプリは後日配信予定。
8月上旬にはバーチャルキャストを使用した番組以外でも配信者にアイテムを贈ることができる機能「ギフト」の開始が予定されている。
“スマホだけ”でVTuberになれて配信ができるアプリ「カスタムキャスト」
カスタムキャストは、スマートフォンだけでVTuberになれて、番組配信ができるアプリ。ユーザーがなれるVTuberは、ヘアスタイル、ボディー、コスチュームなどをカスタムすることができる。フェイストラッキング機能を備え、配信者の表情を読み取りVTuberに表情をつけることが可能。ほかにもAR機能を使うことで配信番組の背景を変えることができる。niconicoの3D投稿共有サービス「ニコニ立体」と連動し、作成された3Dキャラクターで配信することや、番組で作成した3Dキャラクターを共有することが可能。
8月1日~9月30日までは、「バーチャルな夏休み特集」として、VTuber「電脳少女シロ」や「ときのそら」を迎えたトーク番組や、ユーザー参加型のVRの体験放送など、VR関連の企画が用意される。