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「SPAJAM2018」仙台予選が開催、観光客の笑顔を数値化して戦うアプリが最優秀賞

 スマートフォンアプリジャム 2018実行委員会とモバイル・コンテンツ・フォーラムは、ハッカソン形式のアプリ開発競技会「スマートフォンアプリジャム 2018(SPAJAM2018)」の予選第一弾として、仙台地区での予選を4月28日~4月29日に開催した。

「SPAJAM2018」仙台予選

 仙台予選では「観光」をテーマに、約25時間でアプリ開発が行われた。最優秀賞を獲得したアプリは「観光対戦」で、観光地で近くに居る観光客同士が、どちらがより観光を楽しめているかを、観光地で撮影した笑顔の写真を使って勝負する。

観光客同士で笑顔を競い合う「観光対戦」

 「観光対戦」では、観光客の笑顔を数値化して勝負するために、Google Cloud Vision APIを活用、複数人で撮影された写真ほど得点が高くなる、勝利時にポイントを付与するなど、ゲーム性を取り入れる工夫がされている。

 アプリケーション開発終了後のプレゼンテーションにて、寸劇によって観光地での写真勝負をわかりやすく表現したほか、テーマ性とアプリの魅力を伝える事に成功、全体的に高い評価を獲得したことで最優秀賞を獲得したという。

「観光対戦」で最優秀賞を獲得した「WD」

 仙台予選では、最優秀賞を獲得した「観光対戦」(WD)、優秀賞を獲得した「DETECTIVE NANAKO(名探偵ななこ)」(全脳アーキテクチャ若手の会東北支部)のほか、「Meshi tomo」(スマホアプリ開発科)、「未知見知観光クイズ」(Zeal II)、「感情アテンダー」(YBOYと仲間たち)の全5チーム24名が参加した。

「SPAJAM2018」仙台大会出場チーム

 「SPAJAM2018」は、札幌、仙台、東京、東海、大阪、福岡の6地区9会場で予選が開催され、各予選で選ばれた最優秀チームのほか、優秀賞を獲得したチームの中から最大3チームが本戦に進める。

 本戦は、温泉地の箱根にて7月7日~7月9日に開催される。5月1日時点で仙台以外の各会場では予選への応募を受付している。