ドコモの「dポイントクラブ」が5月に刷新、ポイント共有グループを新設

　NTTドコモは、5月1日、会員制プログラム「dポイントクラブ」を刷新する。今後は、ドコモ回線を持たずとも、dポイント会員同士でポイントを共有できるようにする。

　具体的な変更として、リニューアル後は、ドコモ回線がなくとも、家族（三等親以内）であればポイント共有グループを作って、ポイントを互いに使えるようになる。

　ポイント共有グループは、最大20人まで加入できる。代表回線になれるのは、ドコモ回線、ドコモ光、dカードのいずれかを利用するユーザー。どれも利用していないユーザーは1カ月あたり5人までしか追加できない。

　リニューアルにあわせて5月から4つのキャンペーンが実施される。「お誕生月ポイントUPキャンペーン！」では、ユーザーが誕生日の月で対象店舗やサービスでショッピングすると、最大5倍のdポイントが付与される。適用月は2018年8月～2019年3月。2018年4月～7月が誕生月の場合は、8月にまとめて適用される。

　dポイントクラブは、2018年3月末時点で約6500万会員を抱えるまでの規模に成長。今回のリニューアルで、ドコモは「dポイントクラブ」について、これまでの回線ありきの形から、会員基盤を軸に事業を運営する方針に切り替え、dポイントクラブ会員向けサービスを強化する。