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中古端末の流通やユーザー動向を日米で比較、MMD研究所が調査
2018年3月9日 17:00
MMDLaboは、同社のリサーチ機関であるMMD研究所とオークネット総合研究所との共同調査として、「日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」を実施、結果を明らかにした。
調査期間は2017年12月15日~21日で、日本在住の15~69歳の男女1007人と、アメリカ在住の15~69歳の男女1241人が対象になった。調査結果の報告は全2回を予定し、今回の発表は第1回。
調査結果の概要によると、スマートフォンの利用率は日本が77.9%、米国は93.0%で、15ポイント以上の差があった。日本の中古端末の購入率は、2016年4月から2.7ポイント上がったものの、4.5%にとどまるのに対し、米国は13.0%だった。
以前に利用していた端末をどうするかについては、日本では「自宅保管」や「キャリアの下取り」「中古売買店に売却」が上位を占めた。米国は自宅保管の割合が日本より低く、理由は「家族や友達に譲る」割合が比較的多かった。
調査ではこのほか、中古端末のユーザーが支払う平均的な通信サービスの料金の傾向や日米比較、端末故障時の修理料金や補償サービスの加入率などについても日本の傾向や日米比較が行われている。