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「耳認証」で運転手を確認、NECと韓国KTの5Gバス実験

 NECは、韓国キャリアのKTと共同で、5G時代を見据えたセーフティサービスのデモンストレーションを実施した。

 KTは平昌(ピョンチャン)オリンピックの開催にあわせ、世界初の5G試験サービスを提供している。NECは、KTが展開している5Gのプロモーション用車両「5Gコネクテッドバス」で、“耳認証音響技術”のデモンストレーションを実施した。

「5Gコネクテッドバス」(左)とデモンストレーションの様子

 耳認証音響技術は、耳の穴の形状の個人差を利用し、無線イヤホン型のデバイスから流した音の反響音を分析することで、個人を特定する技術。今回は、走行開始前に運転手の本人確認を、耳認証技術によって行うデモンストレーションが実施された。

 なお、NECは別の本人認証技術として、AIによる顔認証エンジン「NeoFace」を保有しており、5Gコネクテッドバスではこの技術を使ったデモンストレーションも実施している。