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IoTデータの提供者・利用者を結ぶマーケット「KDDI IoTクラウド API Market」

 KDDIは、IoTサービスの創出を目的に、IoTで得られたデータの提供者とサービス開発などの利用者を結ぶマーケット機能「KDDI IoTクラウド API Market」の提供を1月30日より開始する。

「KDDI IoTクラウド API Market」

 「KDDI IoTクラウド API Market」では天気や地図、音声合成、画像認識など、新サービスの開発に役立てられる60以上のAPIがラインナップされており、APIの利用者は、自社のデータと連携させたサービスの開発が可能になる。

 例えば、ウェアラブルデバイスを開発する企業が新サービスを開発する際に、自社製品で収集したデータと、APIのマーケットにある食事画像認識APIを利用して摂取エネルギーのデータを組み合わせれば、活動量と消費カロリーに応じた食事メニューを提案することが可能になる。

 APIプロバイダーは、APIの商品単位で年間登録料2万5000円と、APIの売上に応じたAPIマーケット手数料が必要。API利用者は、マーケットへの登録は無料で、APIプロバイダーが設定した料金が必要になる。

 3月からは、ウェザーニューズと共同で、気象予測と作業現場の気象情報を組み合わせた安全管理ソリューションの実証実験も行う。