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KDDI、IoT実証実験キットに屋内専用低価格プランとGPSトラッカー
2017年12月5日 18:57
KDDIは、IoT向け通信サービスに対応した実証実験用のキット「LoRa PoCキット」として、新たに屋内向け低価格オプションとGPSトラッカーを追加した。
2017年1月から提供されている「LoRa PoCキット」は、IoT向けの通信規格「LoRaWAN」に対応した検証キット。企業がIoTサービスを開発する際の実証実験に活用することが想定されている。価格は120万円で、ゲートウェイ装置や端末のほか、LTE回線と管理コンソール6カ月分の利用料を含む形で提供されてきた。
今回追加された屋内向けプランは、提供内容は同等ながらゲートウェイ装置は屋内用にして、その料金を80万円に設定。より低コストで利用できるようにした。
新たに追加されるGPSトラッカーはGPS機能とバッテリーを内蔵するLoRa端末で価格は1台2万円。920MHz帯対応で防水性能(IPX7)をサポート。大きさは69.5×45.5×19.6mm、重さは約56.5g。
このほか同社では6カ月分の通信量を使いきった後に利用期間を延長するオプション(16万円)の提供も新たに開始している。