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ドコモ、4つの周波数を束ねる「4CA」

 NTTドコモは、10月末より、4つの周波数帯を組み合わせる「4CA」を開始する。

 エリアによって束ねる周波数の組み合わせは異なる。たとえば東名阪では、1.7GHz帯と2GHz帯と3.5GHz×2の4つ。他のエリアでは2GHz帯、1.5GHz帯、3.5GHz帯×2となったり、2GHz帯、800MHz帯、3.5GHz帯×2となったりする。対象エリアは11月末時点で全国480都市になる見通し。

 これまで3つの電波を束ねる3CAエリア(下り最大494Mbps)では4CAになることで、256QAMという変調方式の場合、下り最大644Mbpsで利用できるようになる。ドコモでは、ほかにも3CAと4×4 MIMOという組み合わせで788Mbpsを実現するエリアもあるが、そうしたエリアの外での速度向上が期待されている。

 利用できるのは、Xperia XZ1 SO-01K、Xperia XZ1 Compact SO-02K、Galaxy Note8 SC-01K、V30+ L-01K、JOJO L-02K、Xperia XZ Premium SO-04J、AQUOS R SH-03J。このうちXperia XZ Premium SO-04J、AQUOS R SH-03JはOSのバージョンアップ後、利用できるようになる。