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TONE新スマホ「m17」、富士通製で防水・おサイフ対応

3万4800円で8月1日発売

 トーンモバイルは、MVNO「TONE」の新端末「TONE m17」を8月1日に発売する。価格は3万4800円(税抜)。富士通コネクテッドテクノロジーズ製で、ハンドソープで洗える防水、耐衝撃、おサイフケータイ、ワンセグといった日本向け機能を備える。

 「TONE」独自の機能として、「TONEファミリー」の見守り機能、ライフログ機能、箱に置くだけで自動で設定する「置くだけサポート」などを搭載する。

 見守り機能では、女性誌「VERY」と「親子の約束」を搭載。共同開発した。子どもとスマートフォンの利用ルールを決めて、端末の設定に反映させる機能で、専用の用紙に利用ルールを記入し、親の端末で撮影するだけで設置できる。文字認識により、用紙に書かれたアプリ名と時間を認識し、子どもの「TONE m17」に設定される。

 アプリの利用時間を親の端末から設定する機能や、親にアプリを使う許可をもらう「おねだり」機能も引き続き搭載する。

「親子の約束」の用紙

 見守り機能の1つ「ジオロック」では、学校や塾など、子どもが特定の場所にいるときに、スマートフォンを利用できない状態にする。

 また、使用者が中学生未満の場合、22時~翌朝6時まで端末にロックがかかり、利用が制限される。この制限はTONEの契約時に登録した使用者の年齢に基づいて、自動で設定される。時間帯による端末ロックは、見守り機能から親の判断で解除が可能。

 このほか、AIによるサマリー機能として、子どもの移動経路やアプリ利用時間、ブラウザで閲覧したサイトのカテゴリーなどをレポート化して、1日1回、親に送信する機能を備える。

 「TONE m17」で追加された新機能は、「TONE m15」にもソフトウェアアップデートによって提供される予定(ジオロック機能については未定)。

「TONE m17」主なスペック

 は5インチHD(1280×720ドット)液晶ディスプレイを搭載。チップセットはクアルコムの「Snapdragon 410 MSM8916」(1.2GHz駆動)。メモリは2GB。ストレージは16GBで、最大256GBのmicroSDXCに対応する。Android 7.1.1を搭載する。

 LTEはBand1/3/8/19/26、3GはW-CDMAのBand1/5/6/8/19、GSMは850/900/1800/1900MHzをサポートする。SIMサイズはnanoSIM、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n、Bluetoothは4.1に対応。

 背面カメラは1310万画素、インカメラは500万画素。防水はIPX5/8、防塵はIP6X相当。おサイフケータイ、NFC、ワンセグを搭載する。バッテリー容量は2580mAh。大きさは約144×71×8mm、重さは約148g。

TONE m17

キャンペーン

 8月1日より、「TONE」を新規契約するユーザーと「TONE m17」に機種変更するユーザーを対象としたキャンペーンが実施される。

 新規契約者向けの「はじめてのスマホ」キャンペーンは、同一名義で複数台の端末を契約したユーザーが対象。基本プランの月額料金が6カ月間無料となる。期間は8月1日~10月1日まで。

 既存ユーザー向けのキャンペーンは、「TONE m17」に機種変更するユーザーが対象となる。基本プランの月額料金が、機種変更翌月から6カ月分無料となる。終了時期は未定。

現行機種「TONE m15」は併売

 販売中の「TONE m15」は、m17発売後も引き続き提供される。価格は変わらず2万9800円だが、購入時に「端末代金の1万円値引き」か「基本プラン(1000円)が12カ月無料」という2つの特典から好きな方を選択できる。