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Macにも素早く送信できるようになった「Quick Share」が超便利!

【Google Pixel 10 Pro】

 昨年11月からAndroidの「Quick Share」がAppleの「AirDrop」に連係するようになりました。当初の対応機種はGoogle Pixel 10シリーズだけでしたが、現在はGalaxy S26シリーズも対応。今後、対応機種が増えていくことが期待されます。

 iPhoneユーザーの間で画像をやり取りする手段として定着している “エアドロ” がAndroidにもつながったわけですからね。画期的なことだと思います。

 iPhoneとAndroidの両方を使っている筆者にとっても、この連係はありがたいもの。従来、Pixelで撮った写真をiPhoneに送るには、主に「LINE」アプリを使っていました。LINEは多くの人が使っているので、大人数での共有にも便利。ですが、画像サイズが小さくなってしまうことが難点。Quick Shareは本来の画像サイズのままでスピーディーに送信できることが利点。iPhoneに送る場合も、写真1枚なら一瞬、数枚なら数秒、数十枚でも1分ほどで送信が完了します。

Pixelからは送信したい画像を選んで、共有メニューから「Quick Share」を選択。iPhone側でAirDropを有効にしていれば、送信できるデバイスに表示される。デバイス名を選択すると送信される
受信側のiPhoneでは、あらかじめAirDropをオンにしておく必要がある。Pixelから送信されると通知される。「受け入れる」をタップすると、受信が完了すると「写真」アプリで確認できる

 AirDropはiPhoneだけの機能ではありません。iPadにもMacにも搭載されています。つまり、Pixel 10 ProからQuick Shareを使って、Macにも写真や動画が送れるわけです。それはグーグルが公表していたことですが、筆者は最近まで失念しておりました。

 筆者は取材時にPixel 10 Proのカメラで撮影することが多いのですが、撮影した画像をiMacやMacBook Airに取り込むには、「Android File Transfer」というアプリを使っていました。素早く読み込めますが、USBケーブルで接続しなければならないのが手間でした。また、画像を選択しながら取り込むのが難しく、あらかじめスマホで画像を整理する、もしくはMacに全画像を読み込んでから必要な画像を選別するという作業が必要でした。

 Quick ShareとAirDropの連係の便利さに気づいてからは、記事作成に必要な画像だけをサッとMacに送って、記事に挿入するということができるようになりました。

acで受信する場合、AirDropをオンにしていると、Pixelからの送信が通知される。「写真で開く」を選択すると、「写真」に保存される

 両者の連係は、グーグルとアップルが協力して実現したわけではありません。グーグルがAirDropの仕様を調べて、Quick Shareをその仕様に合わせることで実現したと認識しています。となると、Androidユーザーには便利で、Appleユーザーにはそうでもないのでは? と思いがちですが、iPhoneやMacからAndroidへの送信も迷わずスムーズに行えました。

iPhoneから送信する場合は、「写真」アプリで送信したい画像を選択して、共有メニューから「Airdrop」を選択。受信側のPixelでQuick Shareがオンになっていたら、デバイス名が表示されるので、それをタップする
Macから送信する場合も、送信したい画像を選んで、共有メニューから「Airdrop」を選択
続いて、送信先デバイスとしてPixelを選択すると、送信される
受信側のPixelでは、「Quick Share」画面に通知が表示される。「承認する」をタップすると受信できる

 ぜひとも、これから普及してほしいと思う機能ですが、筆者の周りでは、そもそもQuick Shareを使ったことがない人が少なくありません。少し前まで「Nearby Share」という名称だったこともあってか、「それって何?」「LINEで送ったほうが早くね?」と言われることも……。

 相互互換がわかりやすいように、Quick ShareとAirDropを合わせて “QuickDrop” といった名称になればいいのに……なんて思ったりもしますが、アップルはそんなことはしたくはなく、むしろ何かしらの事情で使えなくなる可能性もあるでしょう。なんとか、みんなが便利に使える機能として普及して、“エアドロ”とか“スクショ”とか“写メ” のように、みんなが使いやすい俗語で定着するといいんですけどね。