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「世界選手権の壁」にチャンピオンが挑む、auがスポーツクライミングの体験イベント

 KDDIは、東京・二子玉川ライズにて、スポーツクライミングの体験イベント「au CLIMBING FES」を開催する。期間は1月19日~1月22日で、参加費は無料。19日には、キックオフイベントとしてタレントの魔裂斗、朝比奈彩がクライミングに挑戦。ボルダリング世界チャンピオンの楢崎智亜選手は「世界選手権の壁」を実演した。

初心者の壁

 「au CLIMBING FES」は、初心者から上級者まで、スポーツクライミングを楽しめるイベント。スポーツクライミングのうち、ロープを使わない「ボルダリング」という競技を体験できる。「初心者の壁」「中級者の壁」、そして「世界選手権の壁」という3種類の難易度を用意する。

 キックオフイベントでは、元キックボクサーの魔裂斗と、モデルの朝比奈彩がボルダリングに挑戦した。ボルダリングは腕や足の力を使って、壁の足場を上っていく競技。筋力だけでなく、足を置く場所を選ぶこともポイントになるという。

 朝比奈彩は中級者の壁に挑み、楢崎選手のアドバイスを受けながらゴール手前まで登った。一方、魔裂斗はボルダリング初体験だが、その身体能力を活かして中級者の壁をやすやすと登り切った。

朝比奈のタイムは3分10秒
魔裂斗は32秒でクリア
さすがの魔裂斗も「世界選手権の壁」には歯が立たず

 昨年の「IFSCクライミング世界選手権パリ大会」で優勝した楢崎選手は、「中級者の壁」を途中まで腕の力だけでよじのぼり、9秒でクリア。さらにゴール地点で逆立ちをする離れ業を披露した。

 「世界選手権の壁」は、楢崎選手が挑戦した中でも特に楽しかったという課題が再現されている。世界選手権では三度の挑戦の後、クリアしたというが、再び挑んだ今回は一度の挑戦で見事登り切った。

楢崎選手は左足を振って跳び、「世界選手権の壁」を攻略

 「au CLIMBING FES」は、1月19日~1月22日まで毎日11時~19時に実施(19日のみ14時~)。auユーザー以外も無料で体験でき、当日の参加も受け付ける。「初心者の壁」は小学生以上が体験できる。「中級者の壁」は高校生(15歳)以上が対象。

 「世界選手権の壁」は、中級者の壁をクリアすると挑戦できる。登り切った全員がクライミングのフリーマガジン「CLIMBERS」に掲載されるほか、抽選で1名にオランダにある世界一高い壁という「エクスカリバー」タワーへのペア旅行券がプレゼントされる。