【MWC Barcelona 2025 】

auが通信品質世界1位、松田次期社長がトロフィー受け取る

 KDDIは、英Opensignalの通信体感分析で、世界首位を獲得した。同調査は6部門に分かれているが、KDDIはそのうち3部門を受賞。「音声アプリ・エクスペリエンス」「ゲーム・エクスペリエンス」に加え、「信頼性エクスペリエンス」でトップに躍り出た。「アップロードスピード・エクスペリエンス」と「ビデオ・エクスペリエンス」の2部門を獲得したノルウェイのテレノールを上回った格好だ。

KDDIは、6部門中3部門で「Global Winner」を獲得。世界トップに躍り出た

 MWC Barcelona 2025の会期3日目にあたる3月5日(現地時間)には、Opensignal社のブースで授賞式が開催された。このイベントには、KDDIの次期社長で、取締役執行役員常務の松田浩路氏が出席。Opensignalからトロフィーが授与された。

Opensignalからトロフィーを授与された松田氏(写真左)

 松田氏は「この栄誉は大変うれしいこと」とコメント。受賞の背景にはユーザーの声に耳を傾けた品質改善の活動があるしながら、「私どものお客様に、いかに良い品質を届けるかということをこれまでもずっと取り組んできた」と語った。

Opensignalからは、auのロゴを入れた記念の盾も手渡された

 「今、9.4万局の5G基地局があるが、その中でも3.9万局がSub 6になっていて、これがすべてスタンドアローン(5G SA)になっている。これをこれからもしっかり作り上げ、日本のお客様が快適にお使いいただけるような環境を作っていきたい」として、今後も品質向上に注力していく姿勢を示した。