【CES 2019】

インテル、2019年後半に5Gモデムを投入

 インテルは、米ラスベガスで開催される総合見本市「CES 2019」の会期前日に行なわれたカンファレンスの中で、5Gのモバイルネットワークへの取り組みについても言及し、モバイル端末向けの5Gモデムを2019年後半に投入することを明らかにした。

5G向けのインテル製品群

 さらに、5Gの基地局向けに、5Gの無線アクセスとエッジコンピューティングに特化したSoC「SNOW RIDGE」(コードネーム)も、2019年後半に投入することも発表した。5GモデムとSNOW RIDGEはいずれも10nmプロセスで作られる。

基地局にもSNOW RIDGEでインテル製品を展開する
端末からデータセンタまでインテルの10nmプロセス製品

 インテルはカンファレンスの中で、パソコン向けの各種プロセッサ、モバイル端末向けの5Gモデム、基地局向けのSNOW RIDGE、コアネットワークやデータセンター向けのXeonプロセッサにより、5Gでは端末からサーバーまでを10nmプロセスのインテル製品でカバーできることをアピールした。