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「iOS 27」で写真編集機能が進化、新機能「空間リフレーミング」で写真の構図を変えられる

 アップル(Apple)は、日本時間9日未明に開催された「WWDC26」の基調講演で、今秋リリース予定の「iOS 27」の新機能を紹介した。写真アプリでは、生成AI「Apple Intelligence」の進化した画像エンジンを活用した写真編集機能が利用できるようになる。

クリーンアップと拡張ツールは性能進化

 たとえば、写真から不要な人物やオブジェクトを消去するクリーンアップツールは、機能が進化し、複雑な写真でもより高品質に処理できるようになった。

 拡張ツールでは、アスペクト比を変更したい場合や被写体の周りを広げたい場合に写真全体を拡張できる。傾いた写真を水平に調整したい場合も、トリミングせずに写真を水平にできる。

新機能「空間リフレーミング」

 新機能「空間リフレーミング」機能は、写真の構図を変更できる機能。「Apple Vision Pro」による空間モデルの詳細な分析と、クリーンアップや拡張ツールが融合して生まれた新機能だとしている。

 写真を選択し「リフレーミング」をタップすると、画像が分析される。その後、写真をドラッグできるようになり、まるで現実のシーンでカメラ位置を変えているかのような操作感で、写真の構図を調整できる。構図を調整するとリアルタイムで反映され、ピンチイン/アウトで被写体の大きさを調整できる。背景など生成が必要な部分は、構図を決めた後に生成ツールで補完される。

 画像処理は、デバイス上の空間モデルと、クラウド上の画像生成モデルを組み合わせて行われる。画像生成処理は、拡張が必要な部分のみ行われ、元の写真と一貫性を保てるように処理される。

 画像処理は、アップデート前の写真やほかのカメラで撮影した写真でも適用できる。

画像生成など一部機能には利用上限

 これらの新機能は、日本を含むApple Intelligenceが現時点で提供されているすべての国と地域で利用できるようになる。

 ただし、一部の機能は「強力なサーバーモデルに依存している」ため、1日の利用リソースに制限が設けられる。「iCloud」のサブスクリプションプランの一部を契約しているユーザーは、制限が緩和される。