本日の一品

ナイロンベルトとミニストレッチ機能がかわいい「HUAWEI WATCH FIT 5」

 スマートウォッチの代名詞といえばApple Watchシリーズですが、Androidユーザーからすると、自然と選択肢から外れてしまうのが難点。また、iPhoneユーザーであっても、近年のApple Watchは高すぎると感じている人もいるはずです。

 そんな人におすすめしたいのが、ファーウェイのスマートウォッチ。Android、iPhoneのどちらとも接続できて、価格も良心的なものが多く展開されています。ここでは、5月に発売された「HUAWEI WATCH FIT 5」について、実際に使いながら所感を紹介していきます。

 ディスプレイは1.82インチで、解像度480×408、最大輝度は2500ニトとなります。屋外での視認性も十分で、情報量の多いスクエア型のディスプレイとなっているので、使い勝手は問題なし。ややベゼルが太い気がしますが、使っていけば慣れていきます。

 本体は最薄部約9.5mm、重さ約27g(ベルト除く)と、薄く軽いのも特徴です。特に、今回使用しているナイロンベルトは、手首に当たる感触がソフトなため、腕時計特有の“異物を腕に付けている感”がそこまでないのがありがたいところです。ただし、ある程度水を吸収してしまう素材なので、食器洗いなどの際には外すのがおすすめです。

 ボタン類は片側に集約されており、スクロール操作に対応するクラウンと、サイドボタンを採用。安価なスマートウォッチには、クラウン搭載にもかかわらず、スクロールができない機種などもありますが、操作性のよさはさすがファーウェイといったところでしょう。

 機能面としては、心拍数や血中酸素濃度、睡眠モニタリングなどを包括的にカバーしています。睡眠状態を詳細に分析する機能も搭載されており、近年のスマートウォッチとして過不足ない機能を備えているといえます。

 多数のスマートウォッチを展開するメーカーだけに、専用アプリ「HUAWEI Health」も誰にでも見やすく、目的の項目にアクセスしやすいように整理されているため、スマートウォッチ初心者にも扱いやすいはずです。無料で利用できる文字盤が数え切れないほど用意されているのも、うれしいところです。

 ワークアウトモードは100種類以上をサポートしています。個人的にはせいぜいウォーキング程度しか使いませんが、相変わらず精度の高いGPS機能など、スポーツウォッチとしての使い勝手にもこだわられています。5ATMの耐水性能、IP6Xの防塵性能に準拠するなど、耐久面もしっかりと担保されています。

 新しい試みとして、計30種類の動作が収録されている「ミニストレッチ」機能が追加されており、座りながらでも体をほぐす運動などが、手軽に楽しめるようになっています。激しい運動を促すものではありませんが、座りっぱなしで作業をすることが多くなりがちな筆者からすると、リフレッシュにほどよい機能だと感じます。

 HUAWEI WATCH FIT 5のみではありませんが、個人的によく使うのが、リモートシャッター機能です。Pixel WatchならPixelといった具合に、メーカーをそろえないと動作しないものが多い中で、ファーウェイのスマートウォッチはメーカーを問わずに遠隔シャッター機能が利用できます。全員が多用するわけではないでしょうが、三脚にスマートフォンをセットし、手元でシャッターを押すといった使い方は、刺さる人にはしっかりと刺さるはずです。

 もう1つ触れておきたいのがバッテリー性能。公称値では通常使用で最大10日間、ヘビーユースで最大7日間、常時点灯機能使用で最大4日間となっています。筆者は常時点灯機能をオンにして使用していますが、3~4日程度は駆動する印象です。出張や旅行の際には、常時点灯のみをオフにすれば1週間ほどは余裕が生まれるため、充電器を持ち出さなくていいのも魅力です。

 スマートウォッチに欲しい機能がまんべんなく備えられ、Android、iPhoneの両方に接続できる汎用性、優秀なバッテリーといったプラスアルファの要素も持ちながら、本体価格は、公式ストアで2万7280円から。筆者が使用しているナイロンベルトモデルは3万580円となりますが、個人的にはプラス3000円ちょっとで手触りがよく、蒸れにくいベルトが手に入るのであれば、十分価値があると感じています。価格面で見ても、スマートウォッチ初心者や、スマートバンドからのステップアップにおすすめできる1台です。

製品名発売元価格
HUAWEI WATCH FIT 5ファーウェイ2万7280円~
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