本日の一品

背中の汗染みよ、サヨナラ! もっと早く買っておけばよかった「背中蒸れんゾ」

 今日も今日とてこの世の終わりかと思うような猛暑なわけだけれども、こういう季節に気になるのが背中の汗染み。

 筆者の場合、仕事で外出するときはパソコンやカメラを運ぶためにバックパックを背負うので、そうすると背中の熱のこもりによって一瞬で汗染みができあがるのだ。

 大変不快であるのと同時に、このびっしょびしょの背中を衆目にさらすのは、オッサンといえどもさすがに恥ずかしい。汗染みの目立たない濃いめの色の服を着る、アンダーシャツを着る、といった工夫はしても限界があるわけで、ずっと悩みの種だった。

 そこで試しに、と導入してみたのがメッシュサポーター、その名も「背中蒸れんゾ」である。バックパックの背中が当たる部分に取り付けることで、ドーム型に張られたメッシュラバーが背中とバックパックとの間に隙間を作り、通気性を確保してくれる仕組みだ。

ドッペルギャンガーの「背中蒸れんゾ」
メッシュは弾力のあるラバー素材

 いろいろなメーカーが、いろいろなバックパックに対応する汎用的なメッシュサポーターを作っているが、今回選んだのはドッペルギャンガーの製品。

 かつて自転車用アクセサリーで何度もお世話になったメーカーということもあって、なんとなくなじみ深いから、という理由で購入した。ちなみに今は自転車事業から撤退しバイク用品に集中しているようだ。知らなかった。

 それはともかく、この背中蒸れんゾ、バックルベルト3箇所とスナップボタン1つでバックパックに固定するようになっていて、一度フィッティングすればその後の取り付け、取り外しの手間は少ない。

 最上部をスナップボタンで留められるのが効いているのかズレたりすることがなく、サポーターの存在をほとんど意識せずこれまでと全く同じように使えるのもいい。

いつも使っているバックパック
バックルベルトとスナップボタンで取り付け
背中蒸れんゾなしで背負った状態
背中蒸れんゾを装着して背負った状態。背中に隙間ができているのが分かる

 そして、実際に炎天下で背負ってみると、背中蒸れんゾの効果はばつぐんだ。背中にこもる熱が明らかに減っているし、自転車で走ると背中を通る風を感じる。

 どれくらい違いがあるのか分かりやすいように、装着した状態としない状態それぞれで30度超の屋外を5分間歩き、背中の写真を撮ってみたのが下記だ。

背中蒸れんゾなしだと、たった5分で見事な汗染みの完成
背中蒸れんゾを装着すれば、5分以上たっても背中は快適なまま(服がしわくちゃなのは気にしないで!)

 装着しなかった場合は見事に汗染みができあがったが、装着した場合はご覧の通り汗染みなし。

 さらに長時間歩いても平気だ。これからは堂々とバックパックを背負って出かけられるなあ、と思うとともに、なんでもっと早くから使わなかったんだろうかとちょっと後悔。

 通勤時のストレスが軽減されるのもそうだけれど、トレッキングなどのアウトドアで使うのも良さげだし、これによって汗臭さも多少は軽減されるような気がする。今後購入するバックパックは、すべて背中蒸れんゾを標準追加する方向性で考えていきたいくらいだ。

製品名発売元実売価格
背中蒸れんゾドッペルギャンガー2970円
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