本日の一品

カバンに放り込めるサイズの超小型折りたたみチェア

 先日、苗場で行われたFUJI ROCK2025に初参戦してきた作者。経験者のアドバイスを受けながら入念な準備を進めるうち、特にこれは必須! と激推しされたアイテムが「レインポンチョ」と「携帯できる椅子」の2点でした。今回は、野外フェスはもちろん、夏の大型イベントなどあらゆる場所で役に立ってくれそうな、携帯折りたたみチェアについてご紹介させてください。

ロゴスの「7075 キュービックチェア」。野外フェス参加の定番アイテムです。

 筆者が購入したのはロゴスの「7075 キュービックチェア」という製品。野外フェス参加者にはおなじみの定番アイテムとして重宝されているとのことで購入してみました。お値段も3000円弱と実にリーズナブルです。

折りたたむと、ちょっと大きめのペットボトルくらいのサイズになります。
開くとちゃんと椅子になります。片手で持っても全く苦にならない300gという軽量さ。
設置したときの高さも、ちょうど500mlペットボトルくらいのサイズです。

 画像をご覧いただければ分かる通り、本製品の特徴は何と言っても、その小ささと軽さ。折りたたんだときの大きさは、ちょっと大きめのペットボトル程度しかなく、重さはわずか300グラム弱しかありません。普通のカバンのサイドポケットなどに突っ込んでもまったく邪魔にならないくらい、抜群の携帯性を誇ります。それでいてアルミ製の支柱の強度は十分で、仕様によればおよそ120kg程度までは耐えられるといいます。

どっこいしょと腰掛けても軋む様子はありません。立ったり座ったりを繰り返す野外フェスにはうってつけ。

 実際の使用シーンはというと、袋から出して、ぱっと広げて、腰掛ける。実にシンプル。チェアリングやキャンプなどでお馴染みの、背もたれ肘掛けつきデッキチェアなどと比べると、ただ座るだけの機能しか持たない製品ではあります。しかし、疲れたら座りたいという当然の欲求に、地面のいかなるコンディションにも負けず応えてくれる本製品の何と頼もしいことでしょう。

カバンに括り付けたり、放り込んだりして気軽に持ち歩けます。

 なお肝心の座り心地ですが、どうしても支柱が上面に突き出る形になるので、これがお尻にあたってしまい、快適かと言われると微妙な具合です。長時間の使用には耐えないかもしれません。合わせてクッションなどを携帯するとよりベターかと思います。

 ともあれ野外フェスや、夏のイベントにおける長時間の待機などにはうってつけの本製品、購入してお一つ持っていて損のない一品だと思います。

製品名発売元価格
7075 キュービックチェアロゴス2980円