本日の一品

きゃわわ! なホワイト&ピンクのBluetooth&有線両対応キーボード

 ここ数年はずっと有線キーボードを使ってきたので、そろそろ1台くらい新しめのワイヤレスキーボードがあってもいいな、と思い、以前から気になっていたダイヤテックのメカニカルキーボード「Majestouch MINILA-R Convertible」シリーズを購入した。

 いろいろなカラーリングのモデルがラインアップされているのだが、選んだのは「ミルク」。ホワイトボディにピンクで印字されている、「きゃわわ」と言いたくなる見た目。思わずトゥンクってなった(48歳オッサン)。ちなみに日本語配列のかな表記なし、静音赤軸だ。

Majestouch MINILA-R Convertible ミルクと付属品
可愛くないっすか、この見た目!
タイプ音が穏やかな静音赤軸

 Bluetooth 5.1対応のワイヤレスキーボードとして、最大4台のデバイスとペアリングして切り替えて使えるうえに、付属USBケーブルでデバイスとつなげば有線キーボードとしても使用可能。いわゆる60%キーボードで、数字キーもファクションキーも、独立した矢印キーも(標準では)ない66キー。かなりコンパクトではあるけれど、重量は約680gということで、サイズに見合わずずっしりしている。

最大4台のデバイスとペアリング可能。この小さなランプ部分がスイッチになっていて、押すと切り替えられる
USBケーブルをつなげば有線キーボードにもなる

 ユニークなのは、キーキャップが2段構造になっており、印字されているキートップの上澄み部分が脱着できること。これによって違うカラーのキーキャップやキートップに交換してデザインのカスタマイズができる。また、長期使用による摩耗でテカりが気になったときも、キートップだけ交換すれば復活できるというメリットもあったり。

キーキャップごと交換できるのはもちろんのこと……
キートップ部分も脱着可能

 底面にあるディップスイッチをオンオフすることで、ハードウェア的にキーアサインを変更できるMajestouchらしい機能も用意されている。CtrlキーとCapsLockキーを入れ替えるというよくあるカスタマイズだけでなく、矢印キーを(Fnキー同時押しなしで)使えるようにする設定もでき、それに合わせて交換できるキーキャップも付属している。なかなかに至れり尽くせりだ。

底面にはハードウェア的にキーアサインを変えられるディップスイッチが

 ただ、このサイズのキーボードを使うのは筆者自身初めてということもあって、慣れるのには時間がかかりそうだ。ディップスイッチで設定できる6項目のうち、macOS用以外の5項目すべてを使用初日からオンにしたが、矢印キーでのカーソル移動がスムーズにいかないし、ESCキーが左上ではないことにも戸惑う。とにかく使い込むしかない。

CtrlとCapslockを入れ替えたり……
矢印キーも直接使えるようにしたりしているが……

 不満があるとすれば、タイプ時に金属的な反響音が混じること。内部の金属バネのせいなのだろうか。これまでに使った別のMajestouchではなかった現象なので気になる点だ。あと、キーボード側のUSBコネクターがType-Bっていうのはそろそろどうなのかなあと……。

右がUSBキーボードとして使うときに接続するType-Bポート。さすがにType-Cにしてほしい。なお、左はUSBキーボード時に外部機器(マウスとか)を使えるスルーポート
タブレットを原稿書きマシンにするときのキーボードとしても良さそうではある
製品名発売元実売価格
Majestouch MINILA-R Convertible ミルク FFBTR66MPS/NWTダイヤテック1万8700円