本日の一品
バッテリー+充電器で3ポート搭載、CIOの「SMARTCOBY Pro PLUG II」で荷物をスリム化
2024年12月25日 00:01
筆者がモバイル機器に興味を持ちあれこれ買って使い、持ち運ぶようになって20年ほどが経過しました。
以前は「たくさんの機器を持っていく」というスタイルだったのですが、ここ数年は加齢による体力の衰えも含め「なるべく少ない台数・アイテム数で、多くのニーズを満たす」ようなモバイルの仕方に変わってきています。
そんな筆者の今のモバイラーとしてのスタイルにカチッとハマるモバイルバッテリーがCIOから発売されました。その名も「SMARTCOBY Pro PLUG II 67W3C」。「Pro」や「PLUG」といろいろなワードが盛りだくさんの通り、1台で複数の使い方ができる、高機能なモバイルバッテリーです。
SMARTCOBY Pro PLUG II67W3Cは、容量1万mAhのモバイルバッテリー。ただ、ほかとちょっと違うのはUSB Type-Cポートが3つ備わっており、さらにACアダプターとしても利用できるコンセントプラグを内蔵していることです。くわえてモバイルバッテリーの残量や各ポートの出力状況を確認できる液晶ディスプレイも備わっています。
出力はモバイルバッテリーとして利用するときと、ACアダプターとして利用するときとで異なります。モバイルバッテリーとしては1ポート利用時に最大45W、2ポート利用時にそれぞれ最大20W、3ポート利用時は各ポート最大15W出力です。ACアダプターとしては1ポート利用時に最大67W、2ポート利用時に45W+20W、または30W+30Wに、3ポート利用時は各ポート最大20W出力です。
どちらのモードでも3ポート同時利用時の出力に少しパワー不足を感じますが、容量1万mAhかつ多機能・多ポートのモバイルバッテリーで、コンパクトなボディであることも加味すればなんとなく許せてしまいます。
実際、3ポートを外出先で同時に利用することは稀ですし、しいて言えば宿泊先で寝ている間にその日に使ったデバイスをまとめて充電するときなどに限られます。多少、充電スピードが遅くても起きるまでに充電が間に合わなかった、なんてことはありません。
また、液晶ディスプレイではバッテリー残量や各ポートの出力状況、SMARTCOBY Pro PLUG II 67W3Cの動作モードがモバイルバッテリーとACアダプターのどちらになっているかを確認することができます。
バッテリー残量をグラフィカルに確認できるのもわかりやすく便利だと感じましたが、それ以上に便利なのは各ポートの出力状況を確認できることです。上述の通り、SMARTCOBY Pro PLUG II 67W3Cはモバイルバッテリー時とACアダプター時、さらにポートの利用数で最大出力が変わるため、仕様を覚えておくのもなかなかに大変です。
ディスプレイで現在の出力状況を確認できれば「そういえばそんな仕様だった」と思い出しやすいですし、やはりガジェットとして見た目のおもしろさがあって所有欲を満たしてくれます。
実際の使い勝手ですが、やはり3ポート同時に使うことは稀です。モバイルバッテリーとしての利用時も、バッテリー容量を考えるとスマートフォン1台の充電に使うのが丁度いいのではないでしょうか。
ACアダプターとしての利用も「ノートパソコン+スマートフォン」で利用することが多く、45W+20Wであればどちらのポートにも急速充電が可能になるため、デバイスを使いながらの充電では2ポートまでの利用が丁度良さそうです。
そのうえで、差別化のポイントである3ポートをフルに利用するシーンですが、これはやはりホテル泊のときです。寝ている間にスマートフォン2台+スマートウォッチの充電を完了でき、日中はモバイルバッテリーとして利用できるのは多ポート充電器とモバイルバッテリーの「ニコイチ」に見事に成功していると言えるでしょう。
筆者の持ち歩きアイテムは今まで「モバイルバッテリー+3ポート以上のACアダプター」だったのですが、SMARTCOBY Pro PLUG II 67W3Cのひとつにまとめられたので購入して正解でした。
もし、同じような持ち運びをしている人がいれば、実際の使い勝手・出番を考えると、きっとハマる1台になるはずです。モバイルバッテリーやACアダプターの買い替えを検討中の人にはオススメです。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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SMARTCOBY Pro PLUG II 67W3C | CIO | 1万800円 |