本日の一品

持ち運びも便利なAnkerの3in1ワイヤレス充電器でいつでも安心のバッテリー管理を!

 デジタル機器に囲まれて生活をする現代人にとって、バッテリーの管理は重要な仕事。スマートフォンだけでなく、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなど、こまめに充電しないといけないデバイスは、多岐に渡ります。

 ときには、屋外で充電しないといけないシーンもあるはずです。ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチの充電を忘れてしまったという経験は、多くの人にあるでしょう。特にスマートウォッチにモバイルSuicaといった交通系ICカードを登録している場合は、移動が難しくなってしまうこともあります。

 そこで今回は、スマートフォンやワイヤレスイヤホン、スマートウォッチといったデバイスの充電ができる、Ankerの3in1ワイヤレス充電器を試しながら、実用性を紹介していきます。

 Anker MagGO Wireless Charging Stationは、最大15WのQi2規格に対応したマグネット式ワイヤレス充電、最大5Wのワイヤレス充電、最大5WのApple Watch用ワイヤレス充電を備えています。

画像左からQi2ワイヤレス充電、ワイヤレス充電、Apple Watch用ワイヤレス充電となる

 モバイルバッテリーではないので、使用するためにはUSB-Cケーブルが必要になりますが、本体は重ねるように折りたたんで、コンパクトに持ち運びが可能。折りたためば、胸ポケットにも収まるサイズになります。

充電ケーブル、ACアダプターも同梱される

 Qi2規格は、スマートフォンにおいてもまだ対応機種が少ないものの、将来的には多くのデバイスに対応すると考えられます。また、iPhoneであれば、iPhone 12シリーズ以降で対応しています。

 近年は急速充電も進化しており、ケーブルを使用すれば120W充電対応といったスマートフォンも登場していますが、置いておくだけで15W充電ができる利便性は、ほかにないものがあります。ケーブルの抜き差しで、本体を傷つけてしまったり、ポートが故障して充電できないといったリスクも避けられるので、ワイヤレス充電の有用性は充分感じられます。

 真ん中にある5Wのワイヤレス充電は、さすがにスマートフォンの充電だと遅いなと感じることもしばしば。特に屋外で、サクッと充電したいシーンでは煩わしくも感じますが、ワイヤレスイヤホンといった周辺機器の充電であれば活躍する印象。何より、スマートフォンと並べて、ついでに充電できるのが便利です。

 Apple Watch用ワイヤレス充電器は、名前の通りApple Watch専用となっているようで、ほかのスマートウォッチでは反応せず。Qi2ワイヤレス充電器も合わせて、アップル製品を多く持つユーザーが、最も恩恵を受けられるというイメージの製品でしょう。

 Apple Watchシリーズは、多機能で便利な反面、バッテリー持続時間は、他社スマートウォッチと比較しても、決して長いとはいえません。1日がかりの仕事や、急遽遅くまで飲み会に行くことになった場合などは、電池が切れてしまうこともあります。そのため、モバイルSuicaの登録をしていると、少々リスキーに感じることがあります。

 また、Apple Watchシリーズは、新たに睡眠時無呼吸状態の検出に対応するなど、睡眠モニタリングにも注力しているので、夜間は充電するのではなく、着けたまま寝たいところ。屋外でもちょっとしたタイミングで充電できれば、問題は一挙に解決というわけです。

 もちろん、Apple Watch専用の充電器を持ち歩いてもいいのですが、そのためにわざわざケーブルを増やすのもあまり気持ち良くないので、コンパクトに折りたためる3in1充電器は、非常に便利だと感じています。

製品名発売元実売価格
Anker MagGO Wireless Charging Stationアンカー・ジャパン1万2990円