本日の一品

デジタル小物をすっきり収納、自立もできるガジェットポーチ「Anker Smart Pouch」

 日頃多くのガジェットを持ち歩いている人が悩んでいるであろう、デジタル小物の収納。スマートフォンやパソコンなどと一緒に充電器やUSBケーブル、モバイルバッテリーなども持ち歩いている人は多いかと思いますが、それらの多くは小さいので、鞄の中に放り込んでおくと後から探すのに苦労します。またケーブル類は収納しづらくかさばるため、他の荷物を取り出す邪魔になってしまうのも厄介です。

 筆者も日頃取材のため、スマートフォンやパソコン、そしてデジタルカメラも持ち歩いていることから、それらで使用する多くのデジタル小物の収納に悩んでいる1人です。現在は複数の袋やポーチなどに分けて入れているのですが、小さいアイテムなどは入れ方が悪いと探すのに苦労することが少なくありません。

筆者が日頃持ち歩いて使用しているデジタル小物。充電器やモバイルバッテリーのほか、撮影に用いるカメラ関連の小物もいくつかあり、それなりに数が多いので意外とかさばる

 ではもう少し小物を収納しやすくする方法はないものか? ということで、今回試してみたのがアンカーの「Anker Smart Pouch」というもの。こちらはアンカーが、文具用品で知られるコクヨと共同開発したガジェットポーチということで注目していた品でもあります。

アンカーがコクヨと共同開発した「Anker Smart Pouch」。片手サイズながら多くのデジタル小物を収納できるポーチだ

 そのサイズは公称値で約230×160×50mmとなっており、手にした印象はやや薄めではあるものの、片手で持てる一般的なポーチといった印象です。

 ですが内部はかなり余裕があり、ポケットの数も多いことから小物は収納しやすい。またフラップ部分にはケーブルを収納できる専用のホルダーバンドが設けられており、スペースを効率よく活用できる仕組みとなっています。

ガジェット用のポーチということもあり、内部は小物が収納しやすいよう仕切られていて、容量もある
フラップ部分にはケーブル用のホルダーバンドが備わっている

 では実際のところ、どれくらいの小物が収納できるのかでしょうか。そこで実際に、筆者が日頃持ち歩いている小物を全て収納してみた結果が下の写真となります。

実際に先の小物を全て収納してみたところ。全てすっぽり収まる上にまだ少し余裕があるのが驚きだ

 比較的大きめなモバイルバッテリーも含め、全て1つのポーチに収めてもまだ少しゆとりがあることが分かるでしょう。もちろん収納するものによって評価は変わってくる部分もありますが、筆者としては満足感が高いです。

 ちなみに背面にはもう1つの収納スペースとして、B5ハーフサイズのノートが収まるポケットが用意されています。筆者は紙のノートを使わないのでメリットをあまり感じられませんでしたが、スマートフォンなどを一時的に収納しておくのには便利そうです。

背面にもノートが収納できるスペースが。ノートの収納用となっているが、スマートフォンなども入るサイズ感ではある

 加えてこのポーチには、フラップ部分を開いた状態で自立させられるという大きな特徴が備わっています。側面の青いタグのような部分のボタンを外し、フラップ部分に付け替えることでポーチを立てられることから、机に置くなどして小物が取り出しやすくなるのは大きなメリットといえるでしょう。

青いタグのような所はボタンで留められており、これを外して開いたフリップ部分を留めることができる
すると開いた状態でポーチが自立。より効率的に小物を見つけ、取り出せるようになる。

 一方で、お値段が3980円と、ガジェットポーチの類としてはやや高めなことが弱点ですが、収納性と利便性を考慮するとかなり便利だと感じるのも確か。普段から多くのデジタル小物を持ち歩いている人にはお勧めできる品といえるのではないでしょうか。

製品名発売元実売価格
Anker Smart Pouchアンカー・ジャパン3980円
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