充電関係は「ピカチュウにお任せ」、アンカーのコラボポーチ

　スマートフォンやスマートウォッチ、音楽プレイヤーにフルワイヤレスイヤホン……。出かけるときや旅行などで、デジタルデバイスは欠かすことができない存在だ。そんなデバイスにとっては、充電器や充電ケーブルは欠かすことができない。

正面にピカチュウのシルエット

　ひと昔前までは、デバイスごとにさまざまな規格が存在したが、近年はようやくUSB Type-Cに統一されつつある（Type-Cの中でもさまざまな規格があるというのはさておく）。しかし、同時に充電したいデバイスの数だけケーブルが必要だったり、スマートウォッチなど専用の充電ケーブルが必要だったり、結局持ち運ぶケーブルの数はあまり変わっていないという方も多いと思う。

　今回は、充電器やモバイルバッテリーを展開するアンカー（Anker）から発売された、スマートフォンアクセサリーもとい「充電器アクセサリー」と言えるかもしれないポーチのご紹介。

　「Anker コンパクトポーチ ピカチュウモデル」は、名前そのままのコンパクトポーチだが、コンパクトといっても侮れない。充電器やケーブルを収納するのに、けっこうちょうど良いものになっている。

　まず、マチが大きく、底面がしっかりしている点。中身が空でも自立するほどしっかりしているが、マチが広いことで、数多くの充電ケーブルを収納できる。筆者は、ケーブルをくるくる回して収納している。このポーチでは、丸めたケーブルをそのまま縦に収納できるため、たくさんあるケーブルから必要なものを一目見てすぐに取り出すことができる。口を大きく広げなくてもすぐに判断できるので、飛行機の座席など狭い場所でもすばやく取り出せるし、隣席に肘打ちしなくても済む。

　また、充電器も縦に収納できるのもメリットの1つ。複数の急速充電器を持っていても、ケーブルとまとめて収納できるので、ポーチの中で荷崩れせずに持ち運べる。

充電器とケーブルをまとめて収納できる

これだけの充電器とケーブルが収納できる

　ポーチの中には、左右の側面に小さなポケットが収納されている。短めのケーブルやクリーニングクロスなど薄めのものであれば収納できる。片方は、ファスナーが備わっているので、SIMカードやSIMピンなどなくしやすいものを収納するのにも便利だ。

側面にポケットが2つ

　デザインは、ピカチュウの顔と尻尾のシルエットが描かれており、ピカチュウを知っている人であれば、容易に気づいてくれそうなものに仕上げられている。ピカチュウが全面に出されたものというよりかは、さりげなく“電気関係の何か”ということがわかるようになっている。ポーチは、イエローとブラックの2色が展開されているが、個人的には黄色の方がカバンやスーツケースの中から見つけやすい。

前面と背面でそれぞれ違うデザイン

　市中にはさまざまなポーチがあるが、これまではポーチの中で整理していても結局崩れてしまうことが多かった。このポーチでは、素材や構造の相性が良く、荷崩れせずに持ち運べた。充電関係は、“電気の専門家”のピカチュウにお任せしていきたいところだ。