本日の一品

まるでスタイラス、マグネットでノートに取り付けられるペン「pitan」

 最近のタブレットでは、付属品であるスタイラスを本体側面に磁力で吸着させる仕組みが一般的になっている。本体に吸着させておくことにより、スタイラスが行方不明になることを防げるというわけだ。

マグネットを内蔵したプレートと、ペンがセットになっている

 この仕組みを一般的な紙のノートとボールペンの組み合わせでも使えるようにしたのが、今回紹介する「pitan(ピタン)」だ。マグネットを内蔵したプレートを、ノートの背表紙に挟み込んで固定し、そこにペンを磁力で吸着させる構造だ。

合体させた状態。吸着力はそれほど強力ではない
横から見たところ。ノートの背表紙に挟み込むためのクリップがある
正面から見たところ。プレートの上面にペンを吸着させる形になる

 吸着させるのはプレートの側面ではなく正面側になるので、厳密にはタブレットにおけるスタイラスの吸着面とは異なるのだが、ペンを着脱する使い勝手は、タブレットのそれとほぼ同じ。バッグの中に放り込んでいても、他の荷物の出し入れ時に引っ掛けさえしなければ、不意に外れてしまうことはない。

ノートに取り付けたところ。対応ノートはメーカーサイトに一覧がある
ペンは手軽に着脱できるので、紛失防止に役立つ
クリップで背表紙に挟み込んでいる
裏側から見たところ。あまり厚みがあるのはNGだ

 ペンの紛失を手軽に防いでくれるこのグッズ、唯一気をつけたいのが、本体のプレートを挟み込む先が、あまり分厚いと取り付けられないことだ。メーカーによると「0.3mm~1.0mmのノート中表紙、裏表紙に対応」とのことで、手帳のように厚みがある表紙は難しい。実質的に、市販の紙のノートと組み合わせて使うべき製品と考えればよいだろう。

ペン本体。一般的なノック式のボールペンだ
今回紹介したオレンジ以外に複数のカラーをラインナップする
製品名発売元実売価格
pitan(ピタン)ゼブラ1320円
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