本日の一品
「3COINS」のコンパクトなBluetoothスピーカーで、カジュアルにラジオのある生活を楽しむ
2022年12月15日 00:00
ラジオが好きだ。かけっぱなしの放送からのんびりと流れてくるDJの言葉の端っこを追ってぼんやりと連想ゲームをしたり、おしゃべりのテンポの心地よさにうっかり眠くなってしまったり、自分から選ばないであろう楽曲との出会いを堪能したり。週末の朝に家事などをやりながらそういうふわふわした「ラジオの時間」を堪能するのが日課だったりする。最近はスマホ上の「radiko」で聴くのがいつものルーチンになった。
とはいえ、スマホのスピーカーで聴くためにスマホを持ち歩くのも億劫だし、隣の部屋で聴くために音量を上げるのも近所迷惑になりそうではばかられる。Bluetoothヘッドフォンだと、音は良いものの来客(というか宅配便)に気が付かないことも何度か。ということで選んでみたのが今回ご紹介する、3COINSで購入したBluetoothワイヤレススピーカーだ。
パッケージに「Ultra Small Wireless Speaker」と書くだけあって、なかなかにコンパクト。直径45mmの高さ47mm。側面を円筒にしたサイコロというか。重量は約60gと昨今のスマホの半分程度の重さ。概ね10mほどは電波が飛ぶそうで、我が家くらいの広さなら居間に置いたスマホから大体届くくらいだろう。
ということで、実際に接続して試してみる。通信方式はBluetooth 5.2。割とあっさりと接続完了して試聴開始。2時間の充電で4時間程度は保つそうなので、午前中いっぱいは余裕で使える算段だ。
音質は、サイズなりのものという印象。中音域は割としっかり聞こえるけど低音は今一つだが、構造上致し方ないだろう。高音も微妙に伸びない。エージングを済ませていない段階での印象なので確定ではないけど、昔のポータブルラジオのイメージに近いかもしれない。
とはいえ最近の製品ということもあってそこまでガサガサな音でもなく、ボーカルの声はわりとはっきり聞こえるし音質は比較的好み。耳に直接飛び込んでくる輪郭のはっきりした音よりも、空気を伝って届いてるなぁというふんわり感のほうがBGM的な聴き方には向いている感じだ。
ちなみに外装色は4色展開。パステル調のふんわりした色は柔らかい印象だ。本体側にボリュームスイッチはなく、スマートフォン側で操作する。USBポートのほかは電源ボタン1つのみという割り切ったシンプル構造で、お値段1200円というのはなかなかリーズナブル。最近の3COINSはなかなかに馬鹿にできないものだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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ミニワイヤレススピーカー KRJ-02 | 3COINS | 1320円 |