本日の一品
見栄えする小型っぽいパソコンスピーカー「Pebble V3」を子供用に買った
2022年11月9日 00:00
子供がパソコンを使うときのスピーカーが欲しいと思った。これまでヘッドホンをしていたのだが、あまり大きな音で聞いていると心配になる。また、子供が使っていないときは筆者も仕事で使いたい。パソコン関連の写真を撮影する際、見栄えのするパソコンスピーカーとセットで撮れたりすると、なにかと都合がいいときもあったりしそうなのだ。ただ、子供のデスクスペースはそれほど広くないこともあるので、コンパクトなものがいいだろう。ということでチョイスしたのがCreativeの「Pebble V3」というスピーカー。
Creativeといえばサウンドカード。1990年代のあのころ、「Sound Blaster AWE32」というサウンドカードにMIDI音源用(SoundFontって言ったっけ?)の増設メモリーを追加して音質アップに命を賭けていた時代を思い出す。最近はすっかりごぶさたしていたCreative製品だったのだが、久しぶりに購入したのはDAC内蔵の小型っぽいパソコンスピーカーとなった。
なぜ「小型っぽい」という微妙な言い回しなのかというと、想像していたよりは大ぶりなボディだったからだ。親指と人差し指でつまんで持てるくらいかな、と思っていたら、巨大な梨みたいなサイズだった。それでもスピーカーとしては小型と言えば小型。パソコンモニターの脇に置いてみるとちょうどいいバランスで、見た目としても想定通りのスタイリッシュさ。今後パソコンなどとセットで撮影するときにも、きっと写真映えすることだろう。
機能面は、Pebbleシリーズのなかで最上位モデルということもあり、USB接続(給電兼用)、Bluetooth接続、AUX(ラインイン)接続の3パターンを用意。パソコンとはUSB接続するのが手っ取り早いが、ライン接続してもいいし、BluetoothやAUXはスマートフォンや小型のテレビなどと一緒に使いやすい。ボリュームを本体にあるツマミで簡単に調整できるのは、パソコン自体の操作をまだ詳しく知らない子供にとっても都合がいいだろう。
ちなみにUSBケーブルは直付けで、コネクターはType-C。Type-Aに変換するアダプターが付属している。ケーブルのコネクターは元からType-Aでいいのでは、とも思ったのだが、Type-Cになっているおかげでパソコンだけでなくスマートフォンにも直接接続できる、という利点もありそうだ。Bluetoothのペアリングの必要もなくケーブルを差し込むだけで音を出せるのは、意外と便利なシーンが多い。
音質は、このサイズのスピーカーとしては上々ではないかと思う。中高音域はびっくりするほどクリアで、ボーカルは透明感を感じさせるほど。低音もネットフリックスなどの動画配信では満足できるくらいの厚みがある。通常の2chステレオで、Dolby Atmosのような(仮想的な)立体音響に対応したモデルでもないので、音の広がりもまさにデスクトップサイズという感じだが、それもまたプライベート感があって、いい。
Bluetooth接続やUSB接続が必要ない、というのであれば、「Pebble V2」や「Pebble」というより安価なモデルも用意されている。一家に一台、置いておきたいお手軽、お手頃のスピーカーではないだろうか。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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Pebble V3 SP-BLV3-WH | Creative | 5480円 |