本日の一品

あらゆるスマホの四隅をガッチリ保護、百均で買えるスマホバンパー

 新製品のスマホの発売直後は、適合する保護ケースがまだ発売になっていないこともしばしばだ。新しいスマホをいち早く入手してバリバリ使おうとすると、これらは大きなネックになる。

筆者は今回ダイソーで購入した。実売価格は110円と格安

 こうした場合に便利なのが、今回紹介するスマホバンパーだ。これはスマホの四隅にひっかけるようにかぶせ、落下などの衝撃からスマホを守る、汎用タイプの保護グッズだ。

適合サイズは横65~75mm/縦135~150mmであることが明記されている

 本体は伸縮性のあるシリコン素材で、スマホのサイズに合わせて引き伸ばせる。対応するスマホのサイズは、横幅が65~75mm、縦が135~150mmということで、iPhoneで言うとiPhone 13 miniからiPhone 13/13 Proまで使えるサイズということになる。

製品本体。素材はシリコン製
iPhone 13 miniに装着した状態。四隅が膨らんでおり落下からの衝撃を保護する

 こうしたバンパータイプの製品は過去にも存在していたが、筆者の知る限り2000円前後と割高なことが多く、購入を躊躇せざるを得なかった。今回の製品は実売わずか110円ということで、手軽に導入でき、また汚れたり破損した場合でもすぐに交換できる。

 ところでこうしたバンパータイプの製品は、側面をまるごと覆ってしまうと、音量ボタンや電源ボタン、さらには充電ポートを塞いでしまいかねない。本製品は側面にスリットが設けられており、こうしたボタンやポートのアクセスを容易にしている。これならばケーブルを挿すために、わざわざバンパーを外す必要もない。

底面はスリットが設けられているため充電ケーブルも問題なく接続できる
側面の音量調整ボタンやサウンドオン/オフボタン、さらに反対側の電源ボタンへのアクセスも容易だ
背面カメラも問題なくアクセスできる。ただし機種によってはレンズやフラッシュを覆ってしまう場合もありそうだ

 気をつけたいのは、サイズが大きいスマホに無理に取り付けた場合、この側面のバンパーが引き伸ばされ、側面を保護する役目を果たさなくなってしまうことだ。四隅をはめることができたからといって、保護できるとは限らないわけで、やはり前述の適合サイズの中に収めておくほうが無難だ。

iPhone 13 miniと並べたところ。それほど引っ張らなくとも装着できるサイズだ
こちらはiPhone 13 Pro Maxに装着した状態。一見すると問題なく取り付けられているようだが……
対応範囲外のサイズのところ強引に引っ張ってかぶせているため、四隅に食い込んでしまい、画面の一部を覆ってしまっている
背面のカメラにも干渉している。このように汎用タイプゆえ、機種によっては不都合が生じることもある

 冒頭で述べた新製品のスマホとの組み合わせのほかにも、レンタルなどで短期間だけスマホを使う場合や、アプリやWebサイトの動作検証用に確保している何十台のも端末で、個別に保護ケースを購入していてはコスト的にふくれ上がってしまう場合など、さまざまなシーンで活用できる、汎用性の高い製品と言えそうだ。

製品名発売元実売価格
スマホバンパー(No.36060)グリーンオーナメント110円