本日の一品

スタンドにもなるMagSafe対応ワイヤレスモバイルバッテリー

 適当にペタッと充電器にくっつけて置いておけば、いつの間にかiPhoneが充電されている。iPhone 12シリーズから搭載されたMagSafeによる充電は、一度でも体験すると止められなくなります。いっそのこと充電関連のアイテムは全部MagSafe対応のものにしたい! ということで家にも職場にもMagSafe対応の充電器を導入し、さらに外出中や移動中に使用できるMagSafe対応のモバイルバッテリーを導入してみました。Ankerの「Anker 622 Magnetic Battery」です。

Anker 622 Magnetic Battery。MagSafe対応製品「MagGo」シリーズのうちの一つです。

 一見ふつうのモバイルバッテリーにも見える本製品には2つの特徴があります。一つは前述からの説明の通りMagSafeに対応していること。iPhone 12/13シリーズがバッテリー本体に磁力でぺったりとくっつき、そのままワイヤレスで充電が可能となっています。もちろんMagSafe充電に対応したケース越しでも充電は可能です。加えて本体に備え付けのUBC-Cポートから有線経由でも充電が可能なので、ふつうのモバイルバッテリーとしても使えます。カタログによれば容量は5000mAhとあるので、筆者の持つiPhone 12 miniなら1回フル充電が可能なようです。

一見ふつうのモバイルバッテリー。事実USB-Cケーブルを接続すればモバイルバッテリーとしても使えます。
iPhoneの背面に貼り付けて充電できます。磁力はけっこう強力で、バッテリー側だけ持っていても安定します。

 そしてもう一つの特徴は、この製品自体がiPhoneのスタンドになること。製品の背面にある折りたたみ式のカバーをたたむと角度をつけて立てて置けるので、そこにぺたりとiPhoneを貼り付けるとスタンドになるのです。もちろん充電できるので、たとえば出先でiPhoneでちょっと映像コンテンツを見る時なども、バッテリーの消費をさほど気にせず利用できます。MOFTのような小さいスタンドと有線のモバイルバッテリーを併用するよりも省スペースで済みますし、見た目もスマートなのが魅力です。

背面側の折りたたみカバーをこのように外して……
折りたたむことでスタンドになります。iPhoneをぺたりと貼り付ければ充電しながら使用できます。

 ちなみに筆者が使うiPhone 12 miniの場合、本体の背面と製品の背面とがぴったりと重なり合わず、少しバッテリー側がはみ出る形になります。ただ持って使うにせよ、スタンドとして立てて使うにせよ、製品そのものが小さいのであまり気になりませんでした。この邪魔に感じるほど大きくも分厚くもない絶妙な大きさ、というのがキモなのだと思います。iPhone 12/13シリーズをお持ちの方にはぜひともオススメしたい一品です。

iPhone 12 miniの場合、バッテリー側が少し大きいのではみ出る形になりますが、持つにせよスタンドにするにせよ気にならないサイズです。
製品名購入場所価格
Anker 622 Magnetic BatteryAmazon5990円(税込)
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