これで着信も見逃さない、ノートパソコンに取り付けられるMagSafe対応iPhoneスタンド

　ノートパソコンでの作業中は、画面に集中していることから、傍に置いたスマホの着信に気がつかないこともしばしばだ。ノートパソコンの画面と並ぶよう横に立てておけば、こうしたミスも防げるが、あちこちに移動しながらの作業で、そのためのスタンドを一緒に持ち歩くのは面倒だ。

　もし手持ちのスマホが、MagSafe対応のiPhoneであれば、MagSafeの磁力でアームの先端にiPhoneを取り付けられるアタッチメントを試してみるとよい。これをノートパソコンの背面に装着しておけば、ノートパソコンを広げた状態で、画面の横にスマホを並べておけるようになるというわけだ。

もとは海外の取売製品で「Magnetic Phone holder」という製品名。MagSafe非対応の亜流の製品はほかのメーカーで取り扱いがある

製品本体。金属製でずっしりと重い

アームが90度回転する。左右どちら向きにも可動する

金属製としてはかなりフラットだが、それでも実測では6.4mmの厚みがある

　金属製のアームは、左右どちら側にも展開できるので、ノートパソコンの左側でも右側でも、どちらにも取り付けられる。充電などのギミックは持たないが、本製品に装着した状態のスマホは宙に浮いた状態になるので、充電ケーブルを接続するのは容易だ。外出先でモバイルバッテリーと組み合わせるのであれば、この仕様のほうがベターだろう。

ノートPCの背面に貼り付けた状態

ここから半回転させてアームを展開させる

正面から見るとこのような状態

MagSafe対応のiPhoneをそのまま取り付けられる

　不要な時はノートパソコンの背面に折りたたんで持ち歩くことができることスタンド、唯一のネックは、ノートパソコンの背面に両面テープで貼り付ける仕組みだ。粘着力はかなり強いため、簡単に脱落する心配はないが、将来剥がす時にノートパソコンの背面にダメージを与えるのではという怖さはないわけではない。

　もっとも類似の製品では、装着したままだとノートパソコンの画面が閉まらない場合もあるので、折りたたんだ状態ではかさばらず、たためばノートパソコンとともにそのままバックの中に入れられる本製品の利便性は高い。

　ノートパソコンの天板が金属製であるなど、一定の強度を備えていることが条件になるが、ノートパソコンを持ち歩いて仕事をしている人に、お勧めできる製品だ。

後方から見たところ。隙間ができないようアームの貼付け位置を調整しておくと見栄えがよい

MagSafe非対応のスマホ（Qi充電対応品）を取り付けるための金属リングも付属する